暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2185話
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 ジェーンとゴップの話題は、資源だけではなく他の部分にも飛ぶ。
 結局資源については、クレイドルに持ち帰って協議した後で、改めて話を通すという事になった。
 実際にその辺がどうなるのかは分からないが……多分資源を売るという事に関しては微妙なところだろう。
 ただ、もし売るとなるとルナ・ジオンとシャドウミラーが半ば死の商人的な感じになりそうで、微妙な気がしないでもない。
 もっとも兵器を売る訳ではなく資源を売るのだから、死の商人と言ってもいいのかどうかは微妙だが。
 ただ、売られた資源は間違いなく兵器の類になる訳で……そう考えれば、やっぱり死の商人言われても言い返せないような気がしないでもない。
 とはいえ、ルナ・ジオンとしては連邦にもジオン公国にも思うところがある以上、そのような感じになってもおかしくはないのだが。

「ふむ、ではそのバッタ……いや、コバッタというのは、輸出出来ないと?」
「ええ。そもそも、コバッタにしろクレイドルにしろ、私達はシャドウミラーから借りているという立場です。借りた代物を、更に誰かに貸すというのは……貸した方にしてみれば、面白くないと思いませんか?」

 俺が考えながら食事を楽しんでいる間に、ジェーンとゴップの話題はコバッタに移っていたらしい。
 そんな2人の会話を眺めつつ、俺はウナギの白焼きをワサビ醤油で口に運ぶ。
 うーん、美味いけど……出来ればウナギはしっかりとタレが掛かってるのを、うな丼として食べたいな。もしくはひつまぶしとか、そんな感じで。
 そういえば、うな丼とうな重の違いって一体何なんだろうな?
 器が違うとか? ただ、うな重の方が高級そうなイメージがある。

「アクセル代表、コバッタについてですが……」
「ん? ああ、コバッタか。コバッタを使うってのは、人員の削減になっていいかもしれないが、基本的にコバッタは仲間のコバッタとデータのやり取りをしている。そう考えると、連邦にしてみれば迂闊な場所にコバッタを持ってくるって真似は出来ないんじゃないか?」

 正直なところを言わせて貰えば、コバッタを連邦軍に貸し出すというのは個人的に大賛成だ。
 それこそ、連邦軍の情報がルナ・ジオンやシャドウミラーに筒抜けになるのだから。
 だが、それを何も言わないでコバッタを貸し、後々それが判明したら……そうなると、国同士の関係として色々と面倒な事になりかねない。
 勿論リーブラやバルジ、ニヴルヘイムといった機動要塞が存在する以上、そう簡単にルナ・ジオンの月を攻撃するような真似は出来ないだろう。
 経済封鎖とかやってきても、月面都市が貿易する相手としてはゲートを通じて様々な異世界が提供出来る。
 ……ただ、ハワイがなぁ。
 ジオン軍から譲渡されたハワイだが、まだ完全にルナ・ジオンが支配下
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ