06.そうだ、刑務所に逝こう。
第25話
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丈夫じゃ無さそうですよ!? す、少し休んで下さいよ………」
「………あ、うん…………何処で?」
「首領室に来ると良い」
「え!? 首領、大丈夫ですか!?」
「琴葉は私の知り合いだ。問題はないし、情報を言いふらすような人では無い」
「しかし………」
「大丈夫」
「ちょ、主!」
「え、あ、ちょまっ! ラルぅぅううう!? グレースぅぅううう!!?」
「僕達に無断で首領を連れ出すのは一寸見過ごせませんねぇ?」
「キュラル君が言った事なんて如何でも良い。私は、琴葉と話しをするんだ」
「あ、一寸待って下さい!! …………って、逃げ足だけは速いですね………チッ」
「ラル君、舌打ち怖いよー?」
「気持ち悪いですよ、その言い方」
「まぁ、主を連れて行かれたのは気に食わないけど…………」
琴葉の手を引っ張って、二人から逃げていく。
「主の願を叶えてくれたんだから、其れで良い」
最後にそんな声が聞こえた。
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