10
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
『あはははは! あははははははは!』
『当たらないの!』
『化け物なの!』
『『リーファお姉ちゃん頭おかしいの!』』
『「最瞬」の名前は伊達じゃないのよ!』
巡航形体のヘルメシエルとライトニングに追われながら笑うのは、[四枚羽]のストライクフリーダム-リベルテだ。
『行け! ドラグーン!』
『不味いの! また加速するの!』
『ドラグーン[ミサイル]来るの!』
ヘルメシエルとライトニングの前方を行くリベルテが全てのドラグーンを放出する。
ドラグーンは一切の射撃をせず、ヘルメシエルとライトニングに迫る。
『仕方ないの!』
『やるしかないの!』
メティとサンディは機体を変形させ、それぞれ片手にライフル、片手にビームサーベルを持ち、突撃してくるドラグーンをいなす。
『頂き!』
リーファは突然機体を回転させ、双子に対して機体を向ける。
腹部に集まる閃光。
そして……
カッ! と光が走った。
『『危ない!』』
メティとサンディは互いの機体を押し合い、間一髪でカリドゥス複相ビーム砲を避ける。
『ありゃ、避けられちゃった…』
反撃のメガライダーの主砲とΩライフルの勢射を涼しい顔で避けるリーファ。
『逃げるのも飽きたし…』
リベルテがビームサーベルを抜いた。
『行くよ!』
『林檎! 突っ込んで!』
『蜜柑! 援護!』
同時に放たれた言葉。
メティがライトニングにビームサーベルを抜かせ、サンディがヘルメシエルにΩライフルを構えさせる。
『さすが灯俊君の所の双子、息ぴったりね』
全速力のリベルテとライトニングが激突。
ビームサーベルが火花を散らす。
『ふふん。剣道四段クラスの実力見せてあげる!』
『年齢せいげんでまだとってないはずなの!』
『兄様からきいてるの!』
『灯俊君…余計な事を…!』
メティはリゼルCのブースターユニットとメガライダーの主砲をリベルテに向ける。
カチッとトリガーが引かれ、リベルテのウィングの一部を貫いた。
『ちょっ!?』
『リーファお姉ちゃんの強みは「剣道家」!
でも! リーファお姉ちゃんの弱みも「剣道家」!
むいしきに「正々堂々」に拘ってるの!
特に!鍔迫り合いのときは!』
怯んだリーファが一時離脱しようとしたが…
『もらった、なの!』
ライトニングを蹴飛ばしたまでは良かったが、そこをヘルメシエルに狙われた。
『『私達は二人で一つなの!』』
リベルテの胸部を、Ωライフルの閃光が貫いた。
「っぶねっ!?」
『ヤッ…ハッ!』
アス
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ