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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第3章 激闘!ディエンド編
第49話『決着!ディロード対ディエンド』
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これまでの、仮面ライダーディロードは─
世界のお宝を狙う海東大樹、仮面ライダーディエンドが狙う仮面ライダーの世界以外のお宝。それを護る為に雅達は戦い、ついにディエンドとの戦いに決着を着ける時が来た。

─世界の破壊者、ディケイド。いくつもの世界を巡り、その瞳は何を見る?─

「この戦いは、今までの世界を護る戦いとは違う。この戦いに負ければ、最悪この世界に骨を埋めることになる。」
「でも、ディケイドを倒していない雅さんはまた始まりの夜に戻るんですよね?」
 「圭一、それでも、この世界で一度でも死ぬのは御免だ。」
「雅は、どうしてこの世界を嫌がっているのかしら?」
「そんなに嫌がっているように見えるのか、梨花?」
「雅、私にもそう見えるけど、どうして?」
「分かった。まずはこの絵巻を見てほしい。」
雅はディエンドの世界を示す絵を見せる。
「あら?この金色の仮面ライダー、ブレイドの仮面ライダーにそっくりですわ。」
「沙都子、よく気づいた。ここはブレイドの世界から分岐する『Missing Ace』の世界のパラレルワールド。かつて海東はこの世界でとても優秀な警官として戦っていた。」
「そんな人がどうして?」
「それは海東が発案したあるカリキュラムが原因だ。それは、暴力的な言動、行動を行う者を隔離する施設に入れて、人に優しく接する人に教育して平和にするカリキュラムだった。当然、一部を除いて全ての人が争わずに暮らしている。」
「それなら、素晴らしい世界じゃないですか。」
「圭一、これは表向きの話だ。その正体はとても非道であった。この世界の警視長、フォーティーンはローチという怪人を使役して該当者を幽閉、その人の脳内にローチの一度を打ち込み、ローチの傀儡にして帰す。」
「それって、ただの洗脳じゃないですか!」
「そうだ。そして、この世界の仮面ライダーはローチやフォーティーンと戦うレジスタンスで、ここに描かれているグレイブはチームのリーダーで海東の兄だったが、海東は捕まえ、何も知らずにカリキュラムを組んだが、フォーティーンに洗脳される映像を見せられ、警官を辞めて反逆者となった。しかし、海東に降り注ぐ悲劇はこれで済まなかった。実は海東の兄、純一は洗脳されていなかった。」
「それじゃあ、もしかしてフォーティーンを倒す為に捕まったふりを?」
「いいや、むしろ今まではフォーティーンがレジスタンスに仕込んだスパイで、純一自身はフォーティーンが死ねば自身が新たなフォーティーンになろうと画策するような男だ。」
「じゃあ、その所為で海東さんは…」
「そう考えると、何だか可哀想ですね。」
「フェイト、圭一、だからといって他の世界の宝を盗んだり、強奪していい理由にはならない。だから、ここで全てを終わらせる。」
「ていうことは、この世界の敵は海東さ
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