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戦国異伝供書
第一話 語ることその三
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と菓子でござるか」
 慶次は平手にこの二つを言われた、するとそれはそれでだ。
 目を輝かせてだ、こう言ったのだった。
「それはまた有り難いですな」
「そういえばお主甘いものも好きであったな」
「はい」
 その通りだとだ、慶次は平手に笑って答えた。
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