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デート・ア・ライブ〜崇宮暁夜の物語〜
第2ルート:四糸乃パペット
日常
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日下部燎子が使用する部屋だ。今は、書類作業の際中。その為、燎子の眼の前の机上には、何十枚もの紙束が散乱していた。その中の一枚を眺めながら、燎子は溜息をつく。昨夜、上から渡された人員補充の紙だ。ただ、補充理由といい、派遣元が気に食わない。

「DEMからねぇ。しかもトップ直々の命令・・・怪しさしかないわね。 それに・・・」


燎子はその補充要員の名前を見て、

「リンレイ・S(セラ)・モーガン。 よりにもよって、暁夜の元上司とはねぇ」

先程よりも深いため息をついた。

リンレイ・S・モーガン。 DEM社のトップであるアイザック・レイ・ペラム・ウェストコットの秘書のエレン・M・メイザースの部下だ。階級は燎子よりも上のはずなのだが、AST隊員として補充する、上の考えがよく分からない。

「オマケに、CRユニットの扱いに長けてて、対人戦で負け無し。でも・・・これが真実なら、暁夜(あのバカ)の上司だってことも頷けるわね」

燎子は用紙を机に置き、

「また面倒事が増えるなんて・・・」

とても疲れたような表情で呟き、その疲れをごまかすように、書類作業に戻った。

?

女子の調理実習と男子の自習が終わった小休止。 暁夜と士道、殿町の三人は、

「俺はハートの1を取る!」

「はっはっは!暁夜、お前に俺のハート1が取れるかな?」

「・・・ははは」

無駄にテンションの高い暁夜と殿町に若干引きながら、士道が笑う。同じクラスになってからというもの、トランプやらUNOやらオセロやらと暁夜が持参してきたゲームで遊ぶのが日課となっていた。そして毎度のように、最後は暁夜と殿町のドベ争いとなり、士道は審判をしている。現在、暁夜の手持ちが一枚。殿町の手持ちが二枚。ここで暁夜がハートの1を取れば暁夜の勝ち。取れなかったらチャンスは殿町へ。既にこのハート1争奪戦は十回以上繰り返されていた。

「ほらほら、どうしたんだ? ギャルゲー主人公」

「そういうお前こそビビってんのか? 非モテ(最下位)

「ふっ。 さぁ、早く取ってみろ!」

「あぁ、取ってやるよ! ハートの1を!!」

更に暁夜と殿町のテンションが上がり、空気状態になりつつある士道はというと、携帯をいじっていた。

「これだァァァァああああ!!」

暁夜の叫び声と共に、殿町の手から引き抜かれたトランプのカード。そのカードのマークと数字は−−

「はっはっは! 俺の勝ちだな!! 暁夜!!」

「なん・・・だと」

ハラリと暁夜の手持ちから落ちたのは、ハートの1ではなくジョーカー。そして、その片方のカードを殿町が取り、勝敗が決した。

「って事で罰ゲームな」

「・・・また負けた」

暁夜はとてつもないほどに
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