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僕のヒーローアカデミア〜言霊使いはヒーロー嫌い〜
決着とその後
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ル、信頼関係が大切だ。 成程、流石は成績トップ! ありがとう、緋奈君」

「あ、うん(そこまで考えてなかったんだけど、いっか)」

緋奈は若干、引きつった笑みを浮かべて頷く。

その時、遠慮気味に開かれた扉から、指と足に包帯をグルグルと巻き、松葉づえで歩行する出久の姿が皆の目に入ってきた。
 すると、席に着いていた者、立って話をしていた者問わず、一斉に彼の下へ駆け寄っていく。

「おお、緑谷来た!!! お疲れ!! 実技一位とよくやり合ったな!! あ、俺は切島鋭児郎!!」

「私、芦戸三奈! 凄かったよー、緑くん!!」

「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」

「俺、砂藤!」
 
「わわ……」
 
 突然押し寄せるクラスメイトに戸惑う出久。彼はこういった体験が皆無のため、嬉しそうに頬を緩める。

「確かに君の個性凄かったよねー」

緋奈はそう言って、みんなの輪の中に入る。彼は、家でいつも一人の為、人が集まるところに入るのが癖になっていた。

「あ、ありがとう。 え、えーと、桜兎・・・君?」

「うん、そうだよ! よろしくねー、出久君」

緋奈は笑って、出久に握手を求める。 それに対し、出久も差し伸べられた手を握り、握手を交わす。

「あ、連絡先交換しよー。 あとは、君と爆発君、半分君と、メガネ君だけなんだー」

「え? もうそんなに交換したの? 早くない!?」

「へへん! こう見えてコミュ力高いですから! って事で、OK?」

「う、うん。いいよ」

出久に携帯を借り、連絡先を交換する。

「ほい、っと。ありがとねー」

緋奈はそうお礼をして、

「連絡先交換しよー! メガ−−飯田君!」

「いま、メガネ君と言いかけなかったか?」

「あはは。 気のせいだよ、メガ−−飯田君」

「また言いかけなかったか!?」

「それよりも連絡先教えてよー!」

独特な手の動きでそう尋ねてくる飯田に、頼み込む。

「あぁ、構わない。 俺もクラスメイトとは仲良くしたいと思っているからな」

「ありがと〜! メガネ君!!」

「メガネ君と言ってるじゃないか!?」

緋奈は飯田から携帯を拝借して連絡先の交換のために操作する。背後の方から飯田のツッコミが聞こえてるが無視して連絡先の交換の手続きをする。

「これで終わりっと」

連絡先交換を終えて飯田に携帯を返す。

「あとは、爆発君と半分君だけだね。 明日、教えてもらおーっと!」

緋奈はそう決意する。 そして、数十分ほどクラスメイト達と談笑した後昨日と同じ女子グループと共に帰路についた。
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