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混沌の魔術師と天空の巫女
第8章 日常編
滅竜魔導士VS氷竜 前編
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。本当はそんな余裕はないけど・・・



ドン!!!!


「うわぁっ!?」

「な、何だ!!?」

何かが落ちて来た。

「つ、氷柱!?」

「かなりデケェぞ!!!」

「まさか・・・!!!!」

俺は上を見る。
奴らの姿は見えないけど、上からとんでもないモノが落ちてくるのはわかった。

「奴等俺達の上にいるんだ!!!氷柱を大量に降らしてやがる!!!!」

そう、巨大な氷柱を奴らは俺達に向かって降らせたのだ。

「急がねえと、おわぁっ!?」

ナツさんが移動しようとしたが、足が凍り付いていた。

「足が・・・」

「凍ってる!!?」

他の皆も同じであった。

「ヤバい!!!闇分身!!!!」

俺は急いで闇分身を出し、全員を助け出した。

妖精の球(フェアリースフィア)!!!!」

俺は自力で凍った足を何とかした後、
すぐに妖精の球(フェアリースフィア)で降って来る氷柱を防いだ。


ガンガンガンガンガンガンガンガン!!!!


「クソ!!!!」

「これじゃあ手が出せない!!!」

悔しがるナツさんと、シャンディーは今の状況を言うのだった。

「・・・・・・みんな。」

俺の声に全員が俺の方を見る。

「・・・ちょっと作戦を思い付いた。」

俺はみんなにそう言った。
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