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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:52 クロノジェット・ドラゴン
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二人
「最後の勝負に出たタイミングはよかったぜ、ほら、これ見ろ」
ギアースを操作して先程のファイトの記録を表示させるクロノ
クロノの手札には完全ガード能力を持つアルリムが2枚あった
覚醒せし竜皇 ルアードの能力でグレード1以上のコールを封じられてなければタツマの攻撃は防げた
「これから先も頑張れよ」
「はい、ありがとうございました」

頭を掻きながらクロノが控室に戻る
「せっかくミライとやるために用意したデッキだったんだけどなぁ」
「ドンマイ、いいファイトだったよ」
シオンの励ましに無言のまま拳を突き出すクロノ
小さく笑いながら自身の拳を突き返した
「じゃ、ラストは頼んだぜ、トコハ」
クロノの呼びかけにトコハはゆっくり立ち上がってデッキを手に歩いていく

一方ミライもまたデッキを握りしめ真剣な表情で見つめていた
コンソールに立つと既にそこにはトコハが待っていた
「全力で来なさい、ミライ」
「言われなくても………」
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