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インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
第31話新学期
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新学期初日
ここはIS学園生徒会室

楯無「ZZzz…」

ってな感じで生徒会長である更識楯無が寝ている

聖成「会長!そろそろ起きてください、間に合いませんよ!」

楯無「にゃぁ…もう少し…」

聖成は楯無を揺らして起こそうとするが全然起きない
(ちなみに聖成は普段は和服仕様の制服だが生徒会仕様の制服に着替えてある。何故かは本人曰く気分の問題らしい)
他の役員の人は皆もう体育館に集まり全校集会の準備をしていた
楯無をどう起こそうかと聖成は悩んでいるときにもあることを思い出した

聖成(確かこの人…一応、幼馴染なんだよな?一夏達よりも先にあってるわけだし…)

夏休みの時聖成は本家にあったアルバムの中に聖成と楯無と思われる人物とその妹の3人が写った写真があったことを思い出した
聖成は物は試しだと思い…自分の記憶を頼りにだがそのまま楯無の耳に顔を近づけ

聖成「早く起きて…刀奈姉ちゃん…」

っと昔の楯無、いや楯無と名乗る前の本名「刀奈」を呼ぶ時に使っていた呼び方を使う



すると

楯無「っ!?////わっ、きゃっ!!////」

急に本名を言われビックリしそのまま倒れそうになるが聖成が楯無の肩に手まわして受け止めた

聖成「よっと、大丈夫ですか?」

楯無「きゅ、急に本当の名前呼ばないでよ…///」

聖成「全然起きようとしないからですよ」

普通女子にこんなことできないがそれを普通にするのがこいつである


これだから唐変木2号は…

聖成「起きたんですから、体育館に行きますよ」

楯無「わかったわよ…はぁ…」

ため息しか出ない楯無であった



全校生徒は体育館に集められている
なぜなら今月行われる学園祭についての話があるということ

一夏「にしてもやっぱり多いなぁ…」

空「そうだな…、気まずいな…」

一夏「だな…」

9割が女子のためいづらい男子2人であった

そこに…


聖成「静粛に!これから生徒会長の話があるため心して聞くように」

いつもとは服装が違う聖成が立っていたことに…

全校生徒、特に1組のクラスメイトたちが

「「「「えぇぇぇぇぇ〜〜〜〜!!???」」」」

案の定騒ぐ体育館内だが

聖成「静粛にと言ったはずだが」

聖成は少し威圧をかけて全校生徒に言い放ったところ一瞬で静まった

聖成「会長、お願いします」

楯無にバトンタッチしそのまま聖成は舞台袖の方へと向かって行った

楯無「1学期は色々と立て込んでいて名乗らなかったけれど…初めまして私が君達生徒の長、更識楯無よ」

楯無は先程の事が何事もなかったかのように話を進める

空(嫌な予感しかないんだ
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