第55話 ヴァンフリート星域会戦 前編
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兵員406万8200人であった帝国軍は、艦艇7万8000隻 兵員1014万1000人と大幅に増強されていた。
この時ミッケンベルガー元帥率いる帝国軍宇宙艦隊はグリンメルスハウゼン艦隊を持て余し気味であったが、正面戦力が6万対6万6000という数の勝負であれば負けないとの自負で戦うのであり、グリンメルスハウゼン艦隊を一歩下がった位置に置いて正面決戦を意図したのであるが、実際には俄作りの混成艦隊でしか無かった。
帝国は更にヘカトンケイルを破壊または捕獲しなければ成らないために、その事も神経を使う事であった。実際はヘカトンケイルなど無いにもかかわらず、虚栄に踊らされているのである。
宇宙暦794年 帝国暦485年 3月21日 午後2時40分
進撃する両軍が射程距離に入ると同盟側ロボス元帥、
帝国側ミュッケンベルガー元帥の命令が艦橋に響いた。
「ファイヤー」
「ファイエル」
帝国軍艦隊
ミュッケンベルガー艦隊 ○
グリンメルスハウゼン艦隊 ◎
ロイター艦隊 。
シュトラウス艦隊 ×
ヴァイトリング艦隊 △
ネーリング艦隊
クルツバッハ艦隊 ▽
同盟艦隊
ロボス総司令部 ■
第5ビュコック □
第8アップルトン ◇
第10ウランフ 凸
第12ボロディン 凹
=====================================
イゼルローン要塞方面
◎
△ ○ 。
▽凵@ ×
凸 □
◇ 凹
■
エルゴン星系方面
======================================
第5艦隊VSミュッケンベルガー艦隊、ロイター艦隊 2万4000隻VS2万6000隻
第8艦隊VSネーリング艦隊、クルツバッハ艦隊 1万5000隻VS1万6000隻
第10艦隊VSヴァイトリング艦隊 1万2000隻VS1万1000隻
第12艦隊VSシュトラウス艦隊 1万2000隻VS1万3000隻
同盟軍第5艦隊には総司令部と第10艦隊、第12艦隊から3000隻ずつ増援を送っている状態で有り、同盟軍は凸型陣、帝国軍は凹型陣で戦火を浴びせている。
そんな戦闘の中で最左翼のグリンメルスハウゼン艦隊は完全に動かない状態で有り、
ラインハルトのイライラ具合が益々高まっていくのであった。
宇宙暦794年 帝国暦485年 3月21日 午後5時30分
■
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