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ゲート自衛隊 超化学提督物語
オリ主は基本的に温厚な人物が多いですが、たまに冷酷なオリ主も存在します
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え『色々』な手段用いて情報を得て信じがたい事が判明しました」

色々の部分についてはタロウは深く聞かなかった。聞いて飯が食えなくなるのは嫌であるからだ。

話は戻り、サキの説明はタロウを驚愕させるに至った。別のゲートを使用している勢力は、タロウのような銀河世界の住人でもなければ地球世界のような世界の出身でもない全くの別物。それは地球世界で言えばまるでファンタジー世界のような世界の列強が、地球世界の日本の一都市の銀座の民衆の暮らしぶりを見て、この世界の住民たちは貧弱であり、いつでも制服できると判断して、その列強は軍隊を派遣する事を決定したそうだ。

この話を聞いたタロウはファンタジーのような世界が地球世界に侵略する事に驚きはしたが、次に呆れもした。

「なあサキ。ファンタジー世界は科学技術を無効化するような魔法でもあるの?」

「ありません。魔法は存在するそうですが、基本的に日常生活を便利するレベルのものが基本のようです。軍隊のレベルも産業革命前であり、12世紀や14世紀のヨーロッパのような軍隊が主力です。」

「俺は相手が日本の自衛隊に蹂躙される光景しか浮かばねえぞ」

「私も同感です」

タロウの時代より明らかに文明も武力も下であるが、地球世界の武力はファンタジー世界からすれば絶大だ。剣や槍の武装で切りつける前に、戦闘ヘリや歩兵の機関銃やロケット砲の雨によって蹂躙される光景がタロウの脳内に浮かんだ。

しばらくしてタロウはある事を思いつきニヤリと笑みを浮かべた。


「しかし、この別ゲートを使用した『帝国』という勢力は使えるな」

「使えるのですか?」

「ああ、別世界が相手ならこっちも思う存分にやれるからな」

タロウは、これからやる事をサキに説明した。サキはタロウの説明を聞いて呆れた表情だった。タロウは、これまで地球世界に対して武力行使は最低限の範囲で収めようと考えている。地球世界の列強があまりに強欲な場合は韓国のような報復措置を取るが、基本的に相手がどんな要求をしてこうよとも基本的に不干渉が前提であった。地球世界に対してある程度は遠慮しているのも並行世界とはいえ、やはり自分たちの祖先に対して武力行使を行うのは対外的に受けも悪いからだ。実際に銀河連邦上層部の命令とはいえタロウが韓国を滅亡させた事は旧朝鮮系の銀河連邦市民より非難されていた。まあ、それでも外交の一環とはいえ考えなし挑発してきたのは相手の方であるため大半の銀河連邦市民は韓国の行動に関しては「自業自得」と思っている。

話は戻り、ファンタジー世界(次からはファルマート世界と記入)の頂点に立っている専制国家の帝国。人間至上主義者の集まりであり、そしてファルマート世界で多くの国を相手に戦争を仕掛けている典型的なまでの侵略国家だ。そして日本に
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