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ゲート自衛隊 超化学提督物語
オリ主は基本的に温厚な人物が多いですが、たまに冷酷なオリ主も存在します
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の時代では太陽系すら人類の勢力圏に入っていない。未だに地球という一つの惑星が勢力圏が限界であった。無論、宇宙技術も日に日に進化はしているが、それでもやはり個人で気軽に宇宙に行くことは未だに達成できていない。何しろタロウの世界では既に旧式のスターレット級でも太陽系の範囲なら地球から冥王星にワープなしで航行しても一週間もかからないで到達することが可能である。当然のようにワープ技術も初期のものと比べてかなり高性能であり、現時点の地球ではスターレット級の部品を劣化コピー品を作る事も不可能であった。まあ、そのまえにAT-ATでも地球各国でも作ることは不可能であるが、これはタロウがあまり地球世界の技術の基盤をあまり理解していない事でもあった。

「そんな模倣もできない艦艇を与えても、置物以下の鉄くずを渡すようなものですよ」

「そうだな。まあ、しばらく宇宙船の無償提供はなしでいこう」

「その方がよろしいと存じます。下手に地球世界の列強に提供でもしましたら宇宙資源の奪い合いの戦争になりかねませんよ」

タロウはそのように決断して、出来る限りは地球世界でも少しは模倣できるレベルの武器や民間製品を提供する事に決めたのだった。

「それよりサキ。俺に何か地球以外の事で報告があったようだが何だ?」

「はい。実はその事で司令官にお伝えしたいことがありました。地球に潜伏させましたスパイロボから新たにゲートを使った痕跡を発見したと報告が入っています」

「なに?」

サキの報告にタロウは驚いた表情で呟いた。

「地球世界にゲートを扱う技術力がない事は判明しています。疑問に思い調査した結果は、我々と別の世界によるゲートを使用したことが判明しました。」

「おいおいマジかよ。それで、その勢力とは接触できたのか?」

「接触は出来ましたが、どうやら相手は地球世界に対する侵略を計画していた勢力であることがわかりました。実際に相手はこちらのスパイロボを拉致しよと実行に移そうとしました。無論、相手は強化処置もしていない生身の人間でしたので返り討ちしましたが……」

「はあ、地球侵略っていつの時代の映画の設定だよ。それよりも何で量産型のスパイロボだとしても、強化処置していない人間が挑むんだよ。ゲートを使うくらいの勢力だからスパイロボの正体くらい直ぐにわかるだろ」

そもそもどうして一惑星を侵略するためにゲートを使用する事にタロウは首を傾げた。空間を常に安定させるために精密な計算が必要なゲートを使ってまで一惑星を制圧するなんてデメリットしかない。タロウの世界で言えば、莫大な予算を使って一惑星を制圧するなんてそれこそ金を湯水のように使って捨てるような行為だからである。

「ええ、その事で私も疑問に思っていました。別のゲートを使う勢力の密偵を捕ら
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