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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:41 信念のファイト
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たトコハは青い顔でげっそりとしていた
「あはは、トコハちゃんはあのユニットにいい思い出ないもんね」
「言わないでクミちゃん」
クミの追撃で完全に凹んでしまうトコハ

「このタイミングでのズィーゲンブルクか、タツマにとっては辛いな」
クロノも苦い表情を見せる
「ふっ、俺たちは主催する側の人間だ、あくまで公平にな」
「へいへい、わかってますよ」
苦笑しながらの伊吹の言葉に肩を落とすクロノ

「ストライドスキル、エデルンを退却、更にズィーゲンブルクのソウルブラスト、黒翼のソードブレイカーを退却」
タツマのリアガードがまた一気に減ってしまい2体
「ナーデルを後ろへ、シャクールをコール、竜炎、ナーデルのブースト、ラディエント・ドラゴンでアタック」
「デスフェザー・イーグルでガード!」
「シャクールでヴァンガードにアタック」
「ベリアルオウル、ハウルオウルでガード!」
スキルによるパワーアップを交えた攻撃をなんとか防いでいくタツマ
「ナーデルのブースト、ズィーゲンブルクでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!(あいつのデッキ、見たところスタンドトリガーはない、これで終わりだ)」
確かにヒール以外のトリガーはクリティカルかドローばかり、通常ならもうこれ以上の攻撃は来ないが
「トリプルドライブ」
【ドラゴニック・ブレードマスター“紅焔”】トリガーなし
【ドラゴンナイト ナーデル】トリガーなし
【ドラゴンモンク キキラ】ヒールトリガー
「回復はない、けど、パワーをズィーゲンブルクへ、そして……ズィーゲンブルクのもう一つのスキル、カウンターブラスト!相手のリアガードと同じ枚数の手札を捨てることで、このユニットはスタンドする」
再びその体を起き上がらせるズィーゲンブルク
その様子にタツマはただ呆然とするしかなかった
「ただし、ドライブマイナス2、ズィーゲンブルクで再びアタック!」
「負けてたまるか!ガード!」
2体のデスフェザー・イーグルとアビサル・オウル
だがこれでシールドはなんとかギリギリ
ズィーゲンブルクのドライブチェックでトリガーが出てしまえば貫通することになる
運命の1枚、結果は
【スプリットバーン・ドラゴン】クリティカルトリガー
ズィーゲンブルクの放った光線の雨に打たれるルアード
断末魔の叫びだけがむなしく響いた
【覚醒を待つ竜 ルアード】
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