暁 〜小説投稿サイト〜
エアツェルング・フォン・ザイン
そのじゅういち
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「すぅ…すぅ…もうたべれません…」

「…………………」

ぷにぷに

「うに…すぅ…すぅ…すぅ…」

「いや、どうしろと?」

現在地、紅魔館正面門前。

霧の湖にこの前までなかった赤い館を見つけて『ここか…』と思い門の前に降り立って二分。

さっきから頬をつついたりしてみたが…

「全然起きねぇな…よし」

イタズラしよう。

あ、勿論イタズラ(意味深)じゃないよ。

それをやるとR18タグつけないといけなくなるからね。

ん?今なにか電波を受信したような…

まぁ、いいや。

能力でストレージからメーキャップアイテムをだす。

「先ずは額に『肉』だよな」

そしてメーキャップをアイテムを美鈴の額に近付ける。

「よし…起きない…」

注意深く美鈴の額に字を書く。

そして…

「ぷっ…くくっ…ふふっ…」

門の前で立ったまま寝ているチャイナ服の美女。

ただし額に『肉』の文字。

「シュール極まりないな…」

まだまだ起きそうにない…

「うん、寝てる方が悪いんだ」

今度は目蓋に『目』を書く。

「起きるなよ…今起きたら危ないぞ〜」

と、なんとか書き終えた。

「さて…このままカンバスになってもらおうか…」

ムービー・クリスタルを取りだし録画開始…

親父の蔵書の漫画にこんなのあったな…

気絶した女ALT兼殺し屋に落書きする話…

その後少し調子に乗った。

いや、顔への落書き以外してないよ?

「く…くくっ…ほ…んと、これっ…ぶふぉっ…ヤバい…っくく!」

ショット・クリスタルを出して写真を取る。

そんな事をしていると後ろ…つまり霧の湖から爆音がした。

「ん?ああ…自機組か…ってヤバい!」

俺は直ぐに美鈴から離れ、近くの林に入った。

林から様子を伺う。

あ、来た。霊夢と魔理沙だ。

美鈴を見て爆笑している…

お?美鈴が起きたぞ…

魔理沙が鏡を渡して…

あ、怒った。

まぁ、それは怒るよな。

魔理沙は必死に否定するが美鈴は聞いてないな…

霊夢はずっと笑いっぱなし。

あ、美鈴がおっ始めたぞ…

「美鈴の弾幕は綺麗だな…虹色の花みたいだ…」

魔理沙と霊夢はそれを華麗によけている。

お?反撃か?

魔理沙が箒の上に立ち片腕を突き出した。

右手を前へ、左手はそれを支えるように…

そして魔理沙の腕の先から莫大な光が放たれる。

「あれが『マスタースパーク』か…恐ろしい威力だ…」

アレでギロチンバースト(高出力ビーム等で薙ぎ払うこと)したらさぞかし気持ちいいだろうな…

あ、美鈴がピチュった。

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ