暁 〜小説投稿サイト〜
NEIGHBOR EATER
EATING 1
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を全て喰ったあと繭の中の人を起こすと感謝された。

でも全能感に浸っていた俺は何も感じなかった。

それから数時間、俺は<死>を狩り続けた。

鎌が刃零れしたら別の鎌の<死>から奪った。

巨体の<死>や光の<死>も何体か倒すことができた。

再び巨体の<死>を見つけた、巨体の<死>は板をたくさん持ってるからアタリなのだ。

「ヒィヒャヒャヒャヒャ!」

俺は人とは思えぬ奇声を上げながら巨体の<死>に向かって行った

先と同じ方法で殺る…のは飽きたので実験してみる。

巨体の<死>が口を開け…その中に飛び込んだ。

直ぐ様眼に鎌を突き刺し中に進む。

中は乾いていた、内壁はどうやら外側と同じようだ。

解体していてふと疑問に思って入ってみたが、<死>は生物ではないのだろうか?

まるでロボットだ。

少し進むと窪みが有った。

中には繭に包まれた人が置かれていた。

意識は無いようだ。

俺は板を探して進んで行った。

板は突き当たりに置いて有った。

板を喰らい、中から鎌で切り裂く。

捕らえられていた人を繭から出しているとき、おかしな事が有った。

ある繭の中に人ではなく黒い板が入っていたのだ。

「なんだコレ?」
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