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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百七話 自由惑星同盟は総力戦迎撃態勢に移行します。
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直属の陸戦隊、地上部隊、後方支援までを含めると兵員数2億人の一大戦力である。
以下、艦隊名前と司令官を記載する。

第二艦隊  クブルスリー大将
第三艦隊  エレナ・マーズヴェルト中将
第五艦隊  アレクサンドル・ビュコック大将
第七艦隊  アントン・ピエット中将
第十艦隊  ウランフ大将
第十一艦隊 ルグランジュ中将
第十四艦隊 リュン・シアン中将
第十六艦隊 ティファニー・アーセルノ中将(代行ノヴァレット・リシュリュー中将)
第十七艦隊 (ヤン直卒)司令官 ダスティ・アッテンボロー中将
第二十艦隊  ケイト・ウィンスレット中将
第二十二艦隊 イアン・レメリック中将
第二十四艦隊 カーチス・ザンプトン中将
第二十五艦隊 レイナ・アリマ中将
第二十七艦隊 オーシ・ヴォディバック中将
第三十艦隊  コーデリア・シンフォニー中将

故意かそれとも過失かわからないが、シャロンは原作においてビュコック、ウランフと言った有能な提督をヤンの指揮下に置いたのである。他の新鋭艦隊の司令官はすべて新進気鋭の提督であって、まだ30歳にも達していない人間が多かった。
こんな大所帯の人数を統括するにはとてもヤン一人の手には負えない。おまけに大半はシャロンの洗脳を受けている(とヤンは見ている)人間であって、並大抵のコントロールでは制御できない。彼らの基準はすべて「シャロンの為になるかどうか」であった。その点においては、シャロンは原作ヤン艦隊の幕僚を残らず彼の下に付け、なおかつ自分の手駒を副官として送り込んだのである。ヤンとしてはそれを受け入れるほかなかった。

これだけに膨れ上がった集団について、一つの呼称が必要だった。ヤンの担当する軍はイゼルローン方面総軍と呼称されることとなり、もう一つの同規模の軍はフェザーン方面総軍と呼称されることとなる。表向きそれをシドニー・シトレ宇宙艦隊司令長官が総軍総司令官として統一することとなったが、それは名目上のことであって、やがてその権限は各総軍に事実上移管されることとなることは明白だった。
もう一つの総軍の指揮はシャロンの腹心で転生者であるアンジェ・ランシールがとることとなる。カトレーナは情報面とプロパガンダ操作でシャロンを支え、特命を受けているティファニーは第十六艦隊司令官として引き続き勤務し、代行を立てているとはいえ、一応はヤンの配下になることとなった。

 その過程で、カロリーネ皇女殿下、アルフレートにとって悲痛な出来事が起こった。ファーレンハイト、シュタインメッツがそれぞれ一個艦隊の司令官に任命され、彼女たちの元から引き離され、アンジェの指揮下に移ることとなったのである。
 ファーレンハイトは第二十八艦隊を、シュタインメッツは第二十九艦隊を、それぞれ指揮することとなったが、シャロンはこれに
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