暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十一話 機動六課のある休日 4
[1/8]

しおりを登録しました
[8]前話 [1] 最後 [2]次話
始まる追跡。

迫り来るガジェット。

増大する敵勢力に機動六課は……





魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。





アスカside

オレとギンガさんは、地下水路に降り立ったと同時にセットアップした。

だって臭いんだもん。はっきり行って下水道だし。

セットアップすれば、生命維持装置が働いて、空気を濾過して体内に取り組む事ができる。

でも……

「ここを女の子が一人で、それもレリックの入ったケースを2つも引きずってたなんて」

訳も分からないうちに攻撃され、怖くなって逃げ出して……心細かっただろうな。

くそっ!誰がこんなバカな事をしやがったんだ!

「気持ちは分かるけど、今はレリックの捜索と、合流に集中しましょう」

ヤベ、感情が顔に出てたか?

「はい……あれ?」

怒りの感情を抑えてオレは返事をしたけど、ギンガさんのバリアジャケットを見て声を上げてしまった。

ボディスーツのようにクッキリと身体のラインが出てる、ちょっと嬉しいジャケットを見て驚いたんじゃない。

スバルと同じようなローラーブーツ、そこまではまだ良い。

スバルとは反対の、左手に装着されたリボルバーナックル。

それまで意識していなかったけど、もしかしたらリボルバーナックルって、左右で一対の装備なんじゃないか?

「その装備って?」

疑問に思ったので聞いてみた。

「スバルと似てるでしょ?ブリッキャリバーは六課から贈られた物なの。応援でそっちに行く事になってたから。リボルバーは……聞いていない?母さんの形見なの」

「え?」

初耳だ。

でも、思い当たるフシはある。

スバルからは親父さんの話やギンガさんの話はよく出ていたけど、思えば母親についてほとんど話題に上がる事はなかったような気がする。

何しろ、オレも含めて六課フォワードは色々訳ありだ。

気づかないうちに、母親の話を避けていたのかもしれない。

「両手持ちだと、私やスバルには重すぎてね。まだまだ修行が足りないなぁ」

そう言って笑うギンガさん。笑うと、スバルソックリだな。

「……強いですね。スバルも、ギンガさんも」

素直にそう思った。

過去に何があったのかは知らないけど、明るく元気なスバルに、凛々しく強いギンガさん。

過去の傷の筈なのに、こんなに普通に話せるなんてスゴい事だよ。

そう思ってた時に、通信アラームが鳴った。

「こちらライトニング5」

「スターズ4からライトニング5へ。隊長達が到着して、レリックと要救助者をヘリでの搬送体勢に入ったわ。アタシ達も地下水路へ降りて、もう一つのケースの捜索に加わる
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ