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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第35話『掴み取れ、梅花の型/少年バット』
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ロードの必殺のキックがギョストマに直撃する。
「テラー、マークロー!」
ギョストマはドグマ帝国の忠誠の言葉である、ドグマ帝国の首領の名を叫びながら爆発した。
「雅君、中にいる患者を救出しよう!」
「はい!」
ディロードとスーパー1はドグマ病院に入ってゆく。
「静かですね。」
ディロードとスーパー1は慎重に進入し、病室を覗く。すると、中には入院していた患者いた。
「大丈夫ですか!」
ディロードは患者に声をかける。すると、患者はドグマファイターに変わり、ディロードに襲いかかる。
「そんな!」
ディロードはロードスラスターでドグマファイターを切り裂き、倒す。
「雅君、どうやら、患者は皆ファイターに改造されたようだ。諦めよう。チェーンジ、パワーハンド!」
スーパー1は自身の腕を近接戦闘特化のパワーハンドに変え、壁に穴を開けてディロードと共に脱出し、
「チェーンジ、レーダーハンド!レーダーミサイル、発射!」
スーパー1は探査用の腕に変えて、装備されたミサイルを発射してドグマ病院を爆破し、事件を終息させる。
「ありがとう雅君。雅君のおかげで、ギョストマに勝てた。」
「こちらこそ、協力していただきありがとうございます。」
雅と沖は分かれていった。

翌日、雅はある病院に行き入院している一人の男性に会っていた。
「馬庭刑事、いえ今は馬庭さんと呼ぶべきですね。少年バットが再び現れました。後はどうするか、解りますね。」
雅はかつて妄想世界で少年バットと戦闘を繰り広げた男性、馬庭にそう言うと、馬庭はピクリと反応し、それを見た雅は去って行く。馬庭の病室の壁には何かの数式が書かれていた。何の数式かは不明であるが、その数式のイコールの先には9と書かれていた。そして、その隣にはスズメバチとドラゴンの絵が描かれていた。 

「よし、次は異変の元凶、仮面ライダーZXの世界だ。」
「ついに来たんだね。」
絵巻には、10人の仮面ライダーが描かれていた。
つづく


次回予告
巡り巡った守護者の旅。次はいよいよ異変の元凶。さて次回は─『10号誕生!異変を砕け』

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