第三章
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「その後はね」
「どのキャラを誰がするか」
「それも決めるのね」
「あみだくじで」
「そうするのね」
「そうしましょう、もうこれならね」
あみたくじならというのだ。
「迷わないでしょ」
「それはね」
「もうあみだくじならね」
「すぐに決まるわね」
「それじゃあよね」
「あみたくじで決めましょう」
「それならいいわ」
佳奈は疲れきって決断したが友人達も疲れていたので同意だった、それで皆それでいいとした。こうしてだった。
佳奈はあみたくじを作ってまずは作品を書いた、そうして適当なラインを目を瞑って選んでそうしてだった。
ラインを選ぶとそこから進んで決めた、それで作品を決めてだった。
次は誰がどのキャラになるかを選んだ、そうするとものの十分でだった。
全員決まった、佳奈はあみだくじが終わってから友人達に行った。
「これでいい?」
「ええ、いいわ」
「もうこれでね」
「それでいきましょう」
「じゃあ今日はこれで解散ね」
「お疲れ様よね」
皆も反論しなかった、それでだった。
それぞれの家に帰って休んだ、佳奈はそのまま風呂に入ってから寝た、皆何はともあれ選び終わってよかったと思った。
そして服を注文してコミケの日に着た、選んだのはある数年間放送しているアイドルアニメのメンバーの服だったが。
人数分あったので丁度よかった、それぞれのキャラになってコミケに出るとだった。
「あの娘達いいよな」
「ああ、あのアニメでいったんだな」
「丁度メンバー分いるしな」
「ドレミファソラシでな」
「いい感じだな」
「皆可愛いし」
「似合ってるぜ」
見ている面々も言う、今の佳奈達を見て。
「流石に歌やダンスはしないだろうけれどな」
「それでもな」
「いい感じだな」
「そうだよな」
「可愛いじゃないか」
「写真撮らせてもらうか」
こんな話をする面々がいた、その声を聞いて当人達も話をしていた。
「好評みたいね」
「そうよね」
「皆注目してくれてて」
「可愛いとか言ってくれてる人もいるみたいだし」
「最後の最後まで何着ようか悩んでたけれど」
「この服にしてよかったわね」
「あみだくじで選んだけれど」
その言い出した佳奈の言葉だ。
「けれどね」
「それでもよかったわね」
「あみだで選んでも」
「正直運頼みのどうでもなれだったけれど」
「それで選んでね」
「ええ、というかね」
佳奈はふと思って友人達にその思ったことを話した。
「下手に考えるよりもね」
「もう一気に決める」
「あみだでも何でもいいから」
「そうした方がいい場合もある」
「そういうことかしら」
「そうかもね、もう私もあの時はね」
決めたその時はというと。
「どうでもなれだったの
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