第一章
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コスプレ衣装
千林佳奈はこの時自宅で友人達と共に衣装を選んでいた、ネットに出ているアニメのキャラの衣装をだ。
パソコンの画面を見てだ、佳奈は友人達に言った。
「今回色々迷うわ」
「どんな服を着るか」
「それでよね」
「この前のコミケの時はあっさり決まったけれどね」
「あのキャラでね」
「あの時はあのキャラにはまってたから」
それでと答える佳奈だった、一緒にパソコンの画面を観ている友人達にこう話した。
「けれどね」
「今はなのね」
「はまってるキャラがないの」
「そうなの」
「ないというか多いのよ」
今の佳奈はというのだ。
「はまってるアニメが幾つもあって」
「その中の誰にするか」
「どのキャラの服を着るか」
「それで困ってるのね」
「どうしても」
「オーソドックスにあの魔法少女のキャラとかね」
何年か前に流行して今も人気のある作品だ。
「特に黄色の人」
「あのキャラの服佳奈ちゃんだったら似合いそうね」
「佳奈ちゃんスタイルいいから」
「金髪のカールのウィッグ被ったらね」
「もう充分なんじゃ」
「ううん、あのキャラみたいなスタイルかっていうと」
自分ではどう思っているかと言う佳奈だった、少し苦笑いになって。
「自信ないけれど」
「あのキャラは定番よね」
「今もコスプレで出るわよね」
「だからなのね」
「佳奈ちゃんも今言ったのね」
「そうなの、ただ今回は本当にね」
あらためて言う佳奈だった。
「どのキャラにするか」
「迷ってるのね」
「そうなのね」
「ええ、どうしようかしらね」
色々と服を観つつ言う。
「この前のコミケで同人誌売れたからお金あるし」
「今回は買ってもいいしね」
「そうしてもね」
「それでもいいけれどね」
「それでもね」
「何を買うか」
その問題になるとだった。
「迷うわよね」
「今回は特に」
「どの作品のどのキャラになるか」
「ちょっとね」
「ロジにする?」
佳奈は友人達に言った。
「この作品の」
「そうする??」
「この前二期やったしね」
「あれでいく?」
「制服で」
「それかね」
ここで今放送中の作品のキャラの服を出す佳奈だった、画面に赤いミニスカートの制服が出て来た。黒ストッキングもある。
「これとか」
「あっ、それもいいわね」
「いい感じじゃない」
「じゃあそれでいく?」
「その服で」
「そうしようかしら、ただこれもね」
今度も今期の作品だった、バイクに乗って旅をする作品の主人公の服だ。
「いいわね」
「ああ、それもね」
「結構いいわね」
「ボーイッシュな感じでね」
「いけるわね」
「これもあるし」
今度は地獄を舞台にした作品の主人公の
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