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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0003話
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するようだ。原作では地雷やらマシンガンやらも無効化してたので対人戦での防御能力で言えばかなりのものがあるのだろうが、残念ながらここはスパロボの世界。
 取りあえずマシンガンはマシンガンでもM950マシンガンなんかは防げないと思っていいだろう。もちろんビームやレーザーなんかは問題外だ。もしかしたら防げるのかもしれないが、少なくても俺は試してみようとは思わない。
 いや、パイロットになってから何も無い所で試してみるのはいいかもしれない。
 で、最後が自動索敵。正直、スライムに一番期待している能力はこれだったりする。だって考えてみてくれ。原作であの広大なアインツベルン城の1フロアを数秒で探査完了するという桁違いの能力。
 この世界だと科学技術が発達しているが、スライムの自動索敵の方が余程有効だ。
 ただ、自動探査で不思議な事が1つある。
 俺の記憶が正しければ、確か自動探査はスライムの触覚を主軸・強化したもので、主に音や温度の変化を認識するというものだった筈だ。
 ここで疑問。このスライムは俺の感覚器の1つであり、つまりはその判断も俺がする訳だ。つまりはスライムが感じ取った情報は全て俺が処理しなきゃいけない筈なんだが……その辺は何故かスライムの方が自動的に処理してくれている。少なくても俺が情報処理で頭がパンクしたとかにはなった事が無いのでその辺は間違い無いと思う。

「そう考えると、案外自意識とかあるのかもしれないな」

 呟くが、家には誰もいないので返事は無い。
 もちろんスライムからの返事らしきものも無い。

「まぁ、いいか。これもいつもの如く転生特典とでも思う事にしよう」

 と言うか、能力を与えられてもその能力を使いこなせないってのは何か理不尽に感じないでもない。
 良くあるSSなんかだと大抵その辺は神様がフォローしてくれると思うんだが、俺にはその辺全く無し。
 それ以前に神様の容姿すら全く思い出せない。
 思い出せるのは、前世の記憶が途切れたらアクセル君になってた事だけだったりする。
 なのに、神様と会った事があるというのは実感としてきちんと残っている。

「これが神の力って奴なのかね」

 まぁ、もう俺は前世の○○○○じゃなくて、アクセル・アルマーなんだし神様の事は取りあえずどうでもいいか。

 首を軽く振り、神様の事を頭の中から追い出してスライムへと思考を戻す。
 PTやらAMでもスライムの攻撃力と偵察は使えると思う。ゼンガーのグルンガスト参式やダイゼンガーも液体金属を使って斬艦刀にしてたんだし。
 偵察に関しては、さすがにレーダーなんかの数kmとかの広範囲索敵とかには敵わないけど、逆に言えば近距離の精密な偵察はスライムの方が上だ。

 あ、それと空間倉庫とスライムの2つでかなり凶悪な真似が
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