暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0003話
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
言わないまでも後回し、と。
 そうなると覚える候補はガンファイトか指揮官のみになる。
 ガンファイトの射撃攻撃力アップと射程アップ。指揮官の周囲の味方の回避・命中アップは確かに欲しい技能ではある。
 ただ、上記の効果と地形適応による自身の命中・回避・ダメージアップを考えた場合やっぱり後者に軍配が上がる。
 本来ならSP系統の技能を充実させる所だが、幸いにも俺はチート能力のSPブーストとかいう技能でSP系統は既にMAXになっている。
 という事で、取りあえずPPを貯めて早めに地形適応アップを取る予定だ。AからSに上げるには確か60P必要だったと思うから後4レベル。

「……はぁ、後4レベル、ね」

 溜息一つ。
 7年間で2レベルという事を考えると、どのくらい掛かるのやら。
 ただ、幸いにも俺は10歳。
 13歳になれば、ミドルスクールの代わりに連邦軍の幼年学校に入学する事が可能だ。そうなれば、少なくても今よりは経験値を稼ぎやすくなるだろう。

「後3年の我慢か」

 あ、ちなみに精神コマンドの加速を覚えてた。
 ステータス画面で表示されている消費SPは4だけど、SPブーストの集中力の事を考えると、本当は消費5なんだと思う。

 ちなみに、公園で加速を使ってみたら早さ……RPG風に言えば俊敏力? が大体1分程上がっていた。
 精神コマンドの加速がまさか自分自身の肉体にも効果があるなんて思ってなかっただけにかなり驚いた。
 加速の事を考えるに熱血を使ったら筋力アップとかなのか? 鉄壁で防御力アップ? 根性とかど根性は傷が回復?

「……まさかな」

 考えれば考える程怖い想像が頭に浮かぶので、取りあえずその辺でやめておく。
 あ、でも偵察はチート能力のステータス表示があるから実質消費SP0で使用可能になるのか。

 スライムの方も、制御訓練は順調だ。
 っていうか、チート能力で『手足のように動かす事が出来る』と設定したせいか本当に自分の手足の如く動かす事が可能だ。
 感覚的に言うなら、手がもう1本あって自在に動かせるようになったと言えばいいのか? ちょっとこの感覚は独特すぎて正確に伝える事が出来ないが。
 ただ、その手足の如くという設定が拙かったのか、スライムと設定したのに自意識は全く感じない。
 俺が動かそうと思えばその通りに動いてくれるから取りあえず問題は無いんだが……出来ればある程度の自意識はあって欲しかった。
 原作であったようにその能力は破格だ。
 水銀の高圧な高速駆動での斬撃は、数ヶ月ぶりに帰ってきた父さんからお土産としてもらったオリハルコニウムを切り裂き、槍状にした刺突は同じくオリハルコニウムを貫通した。
 自動防御に関してはスライムに意志がなく、魔術も使えない為か俺の反射で発動
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ