暁 〜小説投稿サイト〜
とある3年4組の卑怯者
46 歌留多(カルタ)
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
「さて、どんなgameをやろうかな・・・」
 花輪は迷った。
「アノ、花輪クン・・・」
「何だい?メイベル」
「私、日本に来たから、日本の遊びやりたい」
 メイベルは頼んだ。
「OK,OK。それじゃあ、みんなでカルタをやろうじゃないか」
「おお〜いいねえ」
 まる子が賛成した。
「やろうブー!」
 ブー太郎も賛同した。マークが花輪にカルタとは何かを聞いた。
「Kazu,what’s karuta?(カズ、カルタって何だい?)」
「It’s Japanese playing cards.After the card to read was read,fight a card is correspondent(日本のカードゲームさ。読み札を読まれた後、それに対応した絵札を取り合う競技だよ)」
「OK,I see!(ああ、分かったよ!)」

 こうして皆はカルタをやることになり、部屋を移動した。ただ、マークは日本語を少ししか話せないこともあり、二人一組のチームで行うことにした。
(二人一組か・・・。リリィと組めたらなあ・・・。メイベルでもいいや)
 藤木はリリィかメイベルと組むことを望んだ。
「ではくじで決めようじゃないか。紙に書いてあるalphabet同士でpartnerを組みたまえ」
「ええ〜、私花輪クンと一緒がいいわあ〜」
 みぎわは暑苦しく花輪に近寄った。
「So,sorry・・・。僕は読む係をやらせてもらうよ。僕が入ると一人余ってしまうからね・・・」
「ええ〜ん、じゃ、マークと・・・」
「く、くじで決めたまえ。ここは皆平等にだよ、baby」
「んもう、花輪クンったらあ〜」
 こうして順番にくじを引いた。藤木の番になった。
(どうかリリィかメイベルと・・・)
 藤木はくじを引いた。紙には「C」と書いてあった。そしてリリィとメイベルの会話を耳に挟む。
「ア、私Aだわ」
 はまじが会話に入る。
「お、俺と一緒か!」
「アノ、私上手くないのでヨロシクお願いします」
「おー、もちろん、俺に任せてくれよ!」
(メイベルは浜崎君と一緒か・・・、リリィはどうかな、どうか僕と同じCを引いていてくれ・・・!)
 しかし、藤木の願いは儚く砕けた。リリィは「私はFだわ」と言ったのだった。
「僕と一緒か・・・」
 リリィは永沢と組む事になった。
(そんな・・・)
「おーい、この文字と同じの持ってる人いるかーい?」
 山田が大声で聞いた。よく見ると「C」とあった。
(何だよ!?僕は山田君と一緒かよ!?)
 藤木は心の中で止みそうにないくらい哀しんだ。なお、まる子とマークが「E」を引いて、山根とたまえが「B」を、みぎわとブー太郎は「D」を引いてそれぞれ組んだ。
「よろしく、マーク!」
「Yorosh
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ