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銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません
第十四話 退屈なる日々その2
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出来ません。
歴史と科学と軍学とか習いたいのですが駄目ですね、お父様に相談するか迷いますね。

 休みの日です今までは毎日が休みでしたが休みが減った割にはやることが有りません退屈です。
いっその事何処かへ行きたいのですが母様は妊娠中父様は謁見で暇がないそうですタイミングが悪いですね、誰かの家に行こうにも先に連絡して準備をしないと駄目なので時間がありませんでした、次回からはちゃんと連絡をしておきましょう。

帝国暦477年10月    
        
■オーディン              テレーゼ・フォン・ゴールデンバウム


 9月から始まった勉強も一ヶ月が過ぎ少しずつ落ち着きを得て来ました。
週1回のペースで順番に学友の家にお呼ばれし同じように週1回で館へは5人全員を呼ぶ形で過ごしてきました。

 最初にリヒテンラーデ侯爵家へ行きましたよ、流石国務尚書の家ですね立派です凄いですね、まるで美術館のようです訪ねると侯爵自ら出迎えてくれましたよ。この人映像で見るとスゲー悪そうに見えるんですよね、ところが我々を迎えるときには笑顔なんですよ不気味ですね。越後屋とか似合いそうな感じがして少し笑いそうになりましたよ。 

エルフリーデは映像を見た感じと全然違って優しいよい子ですから可愛くて仕方有りませんからロイエンタールの毒牙から守ってあげたいですよ。リヒテンラーデ侯とも話をしたいけど今の年齢じゃ駄目でね何とかしたいのは山々だけど年相応の対処しかできないです。

 次がケルトリング侯爵家この家は武人の家系ですからね同盟のブルース・アッシュビーにボコボコにされてから家運が傾いたんですが、ミュッケンベルガー伯爵家とのつながりは非常に強いですからねその筋から復活しようと頑張ってるんですよね。やはり当主のケルトリング少将がお出迎え、雰囲気からして前線方の武人に見えますね、ただ此処も同じで話を殆ど聞くことが出来ないんですよね、折角の現場の声が聞こえないもどかしかが残念です。

 メクレンブルク伯爵はごく普通の門閥貴族で大げさでなんかランズベルク伯を思い出しましたよ、可もなく不可もない極点的な門閥貴族ですね。相談等はしてもしょうがないタイプふむ員数あわせで集めたような人材だね。

 エーレンベルク元帥は子爵です、元帥本来は仕事だけど皇女が来るというのでお出迎えしてくれました、きっと帰ったら書類の山でしょうすみませんね。此処でも当たり障りのない話ばかりで終わってしましました。やっぱ1対1じゃないと話せないね。

 やって来ました、苦節6年8ヶ月会いたい会いたいと思っていた、グリンメルスハウゼン子爵家へ今日突撃です。ワクワクしますね到着するとグリンメルスハウゼン子爵とカロリーネがお出迎えしてくれました。おおっ初めて見るがこの頃確か6
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