暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
8章 後日談
結婚式
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 そう言って、アルフは振り返り、言ってきた。

「だって綾ならこう言うの拒否するんじゃないかなって」

「ははっ、うん。でもなのはは絶対にやりたいというと思ったし、エイミィさんの結婚の時に出たい気持ちを言ってたから、拒否するのは私のエゴでしょ」

「綾そこまでわかってたら、ドレス早く来てほしかったな」

「お義姉ちゃん。それはそれこれはこれですって」

 時間が押し気味なのは俺がわがままを言ってたからで・・・

「ほら、時間が押しているから早く行くよ」
 
 もう待ちきれないっていう感じでアルフも急かしてくる

「了解」

「この扉の先になのはがいるよ」

「うん」

 手はにじんできてるし、足は少し震えてきた 。

「なに綾?この世で怖いもの知らずと言われているのに緊張してる?」

「うん」

「良かった。綾も年齢相応の態度があって」

「開けるよ」

ゆっくりとアルフが扉が開いた。
そして目の前には、白いウェディングドレス姿のなのはがいた。

「綾ちゃん」

「なのは・・・」

 顔を合わせると、俺は真っ赤になってうつむく。
 
「なのはママどうしたの?」

 なのはのドレスの端をヴィヴィオが引っ張って、
なのはの方も恥ずかしくて赤くなっていたようだ
ヴィヴィオにいわれてなのははハッとする。

「な、なんでもないよ、ヴィヴィオ」

「ふーん」

「えっと、なのはすごく綺麗、天女のようだよ」


「もう、言い過ぎだよ綾ちゃん」

「本当に二人とも時間が・・・」

「フェイト慌てすぎだって・・・なんで」

「そりゃそうでしょ、綾が着てくれるの遅かったから」

 フィアッセ義姉ちゃん正論なんだけどね


「さっさと行くよ」




「あー、なのはさんが結婚かぁ……」

「なによ、スバル。呆けちゃって」

 青色の衣装を身にまとったスバルが、ティアナに嘆く。

「だって、結婚だよ?」

「そんなこと、普通のことでしょ? なのはさんだって女性なんだから」

「そうなんだけどさ〜、相手が綾さんだよ」

「相変わらず綾は普通じゃないよね」

「うん」

「ほら、シャキッとしなさい、もうすぐ式が始まるわよ」

 会話を区切って、ティアナは周りをキョロキョロと見渡す。
なのはさんの関係はすごく人が多い
教導官やら教え子やら
綾の方はほとんど人が見えない・・・
なぜなんだろう
会場はなのはさんと綾の出身世界地球なのに
そして、奥の扉から見知った人物が現れた。

「あっ、八神隊長にヴィータ副隊長」

「お〜、ティアナに
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