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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica3-Dマリアージュ事件〜Pool〜
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†††Sideスバル†††

ティアが今担当してる事件の手伝いをすることになったあたしとエリオとキャロ。ミッドに来てるティアや、エリオとキャロを泊めるためにあたしの部屋を貸していて、そのこともあってある種の集合場所になってるわけだけど・・・。

「ごめんね、スバル。こんな大勢で押しかけちゃって・・・」

「やはり場所を変えよう。すまなかったな、スバル」

「ですね。この人数で、しかも女性の部屋に集まるのはよろしくないかと。ルシル様がそう言った類の男性ではないとは言え・・・」

「ルシルさんであるなら、スバルも心配ないよね?」

「近くのお店でも貸し切りますか? 確か喫茶店があったかと・・・」

リビングダイニングには今、ギン姉、シャルさん、ルシルさん、さらに教会騎士団の騎士トリシュタンさんと騎士アンジェリエさんが居て、ダイニングテーブルに座ってる。そしてリビングのソファにはエリオとキャロ、それにアイリが座っていて、「どうしましょうか?」って困惑中で、アイリは「スバルがどう思ってるかだよね?」ってあたしを見た。

「うん。ギン姉の言う通り、あたしは気にしませんから。ルシルさんとは古い付き合いですし・・・」

そんなこと言うあたしだけど、ほとんどが喧嘩別れ(しかもあたしから一方的だった)していて、仲直りしたのも4年前だ。でももっと小さな頃には1日一緒に過ごしたし、そう言ってもおかしくないはず。とにかく、お客さん分のお茶を用意していると、ピンポーンとインターフォンが鳴った。

「はーい!」

『あ、ランスター執務官の補佐、ルネッサ・マグナスです』

モニターに映るのは、長年の夢だった執務官に無事なったティアの補佐を務めてる女の人、ルネッサさんだ。あたしは「どうぞ〜!」と入室許可を出してルネッサさんを招き入れた。ルネッサさんはティアの執務官だけど、あくまで臨時らしくこの事件が終われば元の所属先へ戻るみたい。

「お疲れ様です、マグナス執務官補」

「お疲れ様です、ナカジマ防災士長」

エントランスから上がって来たルネッサさんと敬礼をし合って、リビングに入ろうとするのを見送ろうとしたら、「・・・っ!?」ルネッサさんが足を止めた。続けてピンポーンとまた鳴って、「入るわよ〜?」ってティアが入って来た。

「あ、ティア。お疲れ〜♪」

「ええ。悪いわね、家を提供してもらって」

「ううん。こうして六課の時みたく集まれて、逆に嬉しい♪」

ハイタッチを交わしてると、「そう。・・・ん? ルネッサ? どうしたの、そんなところに突っ立って」って、ティアがリビングに続くドアの前に佇むルネッサさんに訊ねる。

「あ、いえ。話には聞いていたのですが、局や騎士団の中でも特に有名な方たちが一堂に会しているのを
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