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最強の暗殺者が斬る!
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思ってる奴が多いと聞いていたが、タツミもその一人か。
帝都の闇を知ったらどうなるやら・・・・・・。

 「あっ。そういや名前はなんて言うんだ?」

 「あぁ。イブキだ。短い間だがよろしくなタツミ」

 「こっちこそよろしくなイブキ!」




少しタツミと他愛ない話をしていると、帝都入り口に着いたのでそこで御者と分れタツミと帝都に入っていく。

 「はー! すげーっ!! ここが帝都かぁ!!」
まるで子供が新しい玩具を手にしたかのように目を輝かせている。
にしても変わらないな、か。不景気なのも・・・・・・それに、背後の金髪女は血の匂いがするし。この女が噂のナイトレイドの一員かな?

 「こりゃ出世すれば村ごと買えるな。さっそく兵舎に行かねぇと」

 「あー、ならさっさと行ったほうが良いぞ。」
俺が指差す方には大勢の人がいた。

 「ええ!? あそこにいる全員が兵士希望者なのか!!」
 
 「ああ。 見た感じ賑やかそうだけど結構不景気だぜ? 雇える人数に限りがあるしな」
驚くタツミに説明すると、兵舎に向かって勢い良く走り出す。
 
 「こうしちゃいらんねぇ!! イブキ、またな!」

 「あぁ。無事に受かることを祈るよ」
さてと。久々の帝都だ。少し見て回るか。
荷物を背負い直し俺は街道を歩き始める
途中買い食いをしながら店を冷やかしつつ歩いていると、兵舎の前に来ていた。
タツミの奴。受かったかな・・・・・・なんて思っていると。

バン! ポイッ、ドサ!!

いきなり扉が開いて中からタツミが、ゴミのように投げ捨てられた。

 「何だよ、試すぐらい良いじゃねぇか!!」 

 「ふざけんな! この不況で希望者が殺到してんだよ!! いちいち見てられっか! 雇える数にも限界があるんだよ!! どっか行けクソガキ!!」
ハァ。タツミの奴、何か余計なこと言ったな。全く世話の焼ける。

 「おいタツミ」

 「え? あ、イブキ! 聞いてくれよイブキ! あの受付にいた男失礼な奴だぜ!? 一平卒からじゃ遅いから腕を見て体長クラス辺りから仕官させてくれって言ったらたたき出されたんだ! 酷くねぇか!?」

 「当然の反応だ。この不景気でそんな事を言えば、たたき出されるに決まってるだろ。完全にお前が悪い」

 「・・・・・・じゃぁ、騒ぎを起こして名を売るか? でも捕まるかもしんねぇし・・・・・・」
その場で足を組んで腕組みをして何やら考え込む。焦る気持ちは分らんでもないが、少しは帝都で情報収集でもしたらどうだ?
あ。あの金髪女が来やがった。ってか露出激しいな。

 「ハーイ。お困りのようだな少年。お姉さんが力を貸してやろうか? 」
いきなり声をかけられたタツミは驚きながらも、目を見
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