暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
4部 闇の書事件
2章 新たなる力
魔法使いVS黒き咆哮
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しやがった

「どんだけ頑丈なんだよ」

「立って闘えるクルダの傭兵に負けはありません」

「へぇ〜無敵のクルダの傭兵伝説ね
たしかクルダの傭兵は一騎当千だったか」

「仲間のために闘うとき、我等は盾となりすべての敵を防ぐものとならん。
そして敵対するものにはすべてを滅ぼす剣となる」

 そんなこんなでマジバトルをしている最中
クロノ達はチェックメイト迄来ていた。
緑の服を着ていて闇の書を持っている女性を見つけたクロノは背中側に周り

「捜索指定のロストロギアの所持、
使用の疑いであなたを逮捕します。
抵抗しなければ弁護の機会があなたにはある。
同意するならば、武装を解除してくれるか?」

「・・・」

 確実に皆の足を引っ張ってしまうと、女性は悔しげに唇を噛んだ。

(この状況じゃ、私がどう動いてもどうしようもない。……どうすれば……)

 そう女性が思っていると、魔力を感じた。
女性はてっきり綾が来て万事休すだと感じてしまったが
女性は覚悟を決めた瞬間
クロノは吹き飛ばされてしまった。

「なっ……ぐっ!?」

 急に現れた人物に流石のクロノも対応に遅れ、
攻撃を受けてしまった。その攻撃は鋭いミドルキック。
魔力で強化した唸るような蹴りが、クロノの腹部へと直撃したのだ。

「が、はっ……」

 隣のビルまで吹き飛ばされ、金網にぶつかったところで勢いが止まった。
そして、クロノは痛む腹を押さえながら、自身に蹴りを入れた人物を睨みつける。

「仮面の男!」

 そこには、クロノが言うとおり、仮面を付けた長身痩躯の男が佇んでいた。
以前、なのはがヴィータに襲われたとき、それに助けに入ろうとした綾の邪魔をしたのがこの仮面の男であった。
あの綾と戦い、リタイアしたものだと思っていたのだが目の前のことに注意が行き過ぎて
周囲を注意していなかったクロノのミスであった。
女性は仮面の男と距離を取りながら、様子を見ていた。

「闇の書の魔力を使って、結界を破壊しろ」

「でもページが減るわ」

「今はそんなことを気にしている場合ではないだろう? 
仲間が心配ではないのか?」

 仮面の男の言葉に、女性は悔しげな表情を浮かべた。
女性はキッと仮面の男を睨みつけながら、口を開いた。
女性は仮面の男を警戒しながら、
その場を離れ、結界内にいるシグナム、ヴィータ、ザフィーラ、ガウへと結界を破壊するということを伝えた。

「ちぃっ!」

 クロノは女性が何をしようとしているかを察し、
近づこうとするが、仮面の男がそれを邪魔するように間に割って入る。

「きさま何者だっ! なぜ邪魔をするっ!」

「……お前に話すことなどない!」

「なら、無
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