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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0128話『ギミック解除艦隊』
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た。
熟練搭乗員の数の限りもあったけど春イベまでは改修しないで更新していたから少し……いやかなり勿体ない事をしていたなと思っていた。
未改修の烈風(六〇一空)と同等の艦載機にまで成長するという有用性に気づいて嘆いていた事があったけど、まぁどうにかなっているからなんとかなっている。
さて、それじゃみんなの健闘を祈っていよう。


そして通信でみんなの状況を逐一聞いているとやはりというべきかTP小鬼が出現したそうで、

『司令! TP小鬼の群れが出現しました!』
「わかった。なんとか撃破できるように対処してくれ。もしできなかったらなるべく雷撃は避けてくれ」
『わっかりました! 霧島艦隊いきます!』

それでまずはTP小鬼の群れはなんとか倒すことが出来たそうだ。
その報告を聞いて、

《霧島、よかったです……》
「そうだな」

榛名と一緒に安堵の息を吐いていた。
それで次の進路を確かめている時に、

『司令? どうにか全員無傷とはいきませんがカスダメで済んでいます。もう少しで港湾夏姫と接触します。どうされますか……?』
「わかった。そのまま進撃してくれ。できれば夜戦にまで持ち込んで打倒してくれ」
『了解しました。それではそろそろ接触しますのでこれで通信を終えます』

それで霧島との通信が聞こえなくなった。
さて、どうなるかな?
しばらく通信が来るのを待っている間に夜になっているのを感じていると、再度通信が響いてきたので取ってみると、

『司令! 港湾夏姫を倒すことに成功しました。それによってどうやら新たな進路が解放されたと羅針盤妖精さんが言っています』
「そうか。それではもう夜も遅い……帰りに注意しつつすみやかに帰投してくれ」
『了解です』

これでもう潜水艦の脅威に晒されることは無いだろうという思いでこれで攻略に本格的に乗り出せるというものだな。

「さて……それじゃ川内、せっかくみんなが作ってくれたんだからもう弱音は吐かないでくれよ」
「わかってるよー」

いつの間にか私の背後に立っていた川内に私はそう告げる。
何時からいたのか知らないがこういうドッキリはよくするからいつの間にか気配を読めるようになっていたんだよな。

《え!? 川内さん、いたのですか!?》
「あー……榛名は気づいていなかったのか。かなり鈍ってるんじゃない? ダメだよー、一応艦娘なんだから私の気配くらい察せないとさー」
《あう……おっしゃる通りです、すみません》

川内と榛名がそんなやり取りをしている中で、さて、明日の攻略はどうなるかな?…と私は色々と考えていた。
E2の艦隊はE3でも運用できるというからそのまま活用しないといけないしな。

「さて、川内。榛名で遊んでいないで君も出撃の準備はしておい
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