暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0128話『ギミック解除艦隊』
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話





昨日にE1『再打通作戦発動』を突破した私達はE2『リランカを越えて』を攻略するために出撃をしていたのだけど、

『提督ー、道中の潜水艦が厄介だよー』

先発隊として出撃してもらっている川内からそんな弱音の声が漏れてくる。
それで思う。
川内が弱音を吐くほどには道中の……つまりボス前の潜水艦が厄介だという事を。
それで私は一回は無理やりにでも突破してやろうと思っていたギミックを解除するためにメンバーを集めることにした。
そして集められたメンバーが彼女達だ。
先発隊の旗艦を務めてもらっている霧島を筆頭に雲龍、祥鳳、龍驤、初月、そして荒潮だ。
まだ後の事を考えると荒潮を使うのは早いかもしれないと思ったけどギミック解除のためには港湾夏姫を倒さないといけないために特二式内火艇を装備できる艦娘が必要不可欠だったために使う事にしたのであった。

「司令? やはり攻略するためにはギミックを解除するのが有効な手段かと思います」

霧島がそう言う。
そうなんだよな。
何回かボス前まで言って潜水艦に魚雷を撃たれて大破撤退を繰り返していて嫌な気分になっているんだから無視出来ない案件だと思う。

「わかっている。ボス前の潜水艦を回避できるのならできるだけ回避したいからな」
「わかっているのでしたらよいのです」

それで霧島は発言を控えた。
代わりに龍驤が前に出てきて、

「さぁて、そいじゃさっさと港湾夏姫を倒しにいこか。荒潮っていう切り札を切ったんやから見事成功しないとあかんしな」
「あらあら〜」

龍驤は荒潮の事を切り札と言った。
それで荒潮自身も頬に手を添えていつものゆったり口調で反応をしている。
その通り、荒潮は特二式内火艇を積めるという事は大発動艇も当然詰められるわけだから輸送連合には必要な人材なのだ。
まだまだうちには代わりを務められる人員は数名いるけど正直言ってぎりぎりなところなんだよな。

「それもわかっている。だからみんな、確実にギミックを解除して来てくれ」
「「「了解」」」

それで各自装備を十分にチェックしながらも点検していって搭載して出撃していった。

《霧島には頑張ってもらいたいですね》
「そうだな」

榛名にそう話しかけられながら私はいつでもとっさの指示を出せるように執務室で待機しているのであった。
雲龍とかなんかは出撃前に私にこんな事を言ってきたからな。

「提督………私にはいい艦載機をちょうだいね……」

と。
それでいつもエースを飾っている村田隊を装備させた。
そしてこの大規模作戦が始まるまでに一か月に一回はやっていた零式艦戦21型の改修からの熟練への転換作業をしていって52型熟練(改修MAX)が三個は作る事が出来たからそれも装備させてあげ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ