暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
デザームの実力
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んだのはアツヤくんだった。

そのままアツヤくんは無言のまま立ち去り
代わりに吹雪くんが私に話しかける。

「ごめんね天空橋さん。アツヤはボールが止められたことに苛立ってるんだよ」

吹雪くんから話を聞くと、アツヤくんはシュートを今まで止められたことがなく
初めて止められた上に、片手で止められたのがショックだったのだろうということだった。

「ごめん、軽率な言葉だったね」

「ううん、天空橋さんは悪くないよ」

そう言うと吹雪くんもアツヤくんの後を追っていった。

私が少し落ち込んでいると、監督が話した。

「でも、エイリア学園が言っていることも正論よ。今のあなた達ではイプシロンには絶対に勝てないわ」

私たちは悔しいけれど監督のその言葉に頷いた。

「明日私から次の目的地を話すわ。今日はお疲れ様。残りの時間、自由に過ごすといいわ」

そう言うと監督はキャラバンに戻っていった。

染岡くんは監督に対して愚痴ってはいるものの
アツヤくんのところに行くといい、走っていった。

私もこの自由時間を有効に使おうと
秋ちゃんたちと街へと下って行った。
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