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ハルケギニアの電気工事
第05話:使い魔召還!!何で君?
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しょう。万が一のことがあれば命を落としていたかもしれないのよ。」

「勝手なことをしてごめんなさい。事前に相談すれば止められると思ったので内緒でやりました。」

「この事は後でお父様もお話しします。それで、成功したと言うけど、どんな使い魔を召還したの?あなたは土系統のメイジだからやっぱり土系の使い魔かしら?」

「それが、どの系統にも合わないと思います。おそらくハルケギニアにいない幻獣ですから、見たことがある人もいないと思いますよ。とても大きくて空も飛べるし、戦闘力も半端じゃないですから迫力も桁違いですね。人に見られると騒ぎになりますから今は元々の住処に戻って貰っています。」

「それは面白そうね。そんなに大きくて迫力のある使い魔なんて、お母様にも見せてくれない?」

 母上。面白そうって流石ですね。やっぱり見て貰った方が話しをするより早いでしょうから、『ヴァルファーレ』にもう一度来て貰いましょうか。

「わかりました。それでは外の訓練場に召還します。父上や他の皆さんにも来て貰って下さい。一度に紹介してしまいましょう。」

 僕が訓練場に移動して待っていると、母上と父上、それに屋敷内の皆さんもやってきました。

「アルバート。話は聞いた。今回は無事に済んだから良いようなものの、万一の事があったらどうする。おまえは我が家の嫡男なのだぞ。そこをもう少し考えて、もう二度と勝手にこんな無茶はしてはいけないぞ。いいな。で、その使い魔はどこにいるんだ?」

「申し訳ありませんでした父上。以後気をつけます。今使い魔は元々の住処に戻っていますので、ここに呼び出します。」

「呼べば来るのか。それは便利なものだな。」

「はい。ところで僕の使い魔はとても大きな身体をしています。それに皆さんが見たことのない幻獣なので、驚かないで下さいね。絶対に危険はありませんから。」

 一応、みんなに注意しておきました。多分無駄でしょうけど。

「それでは、呼び出しを行います。『ヴァルファーレ』おいで!!」

 僕が空に向かって呼びかけると、空に大きな裂け目が出来て、咆吼とともに『ヴァルファーレ』が飛び出してきました。2回目の召還になりますが迫力ですね。
 僕の側に着地した『ヴァルファーレ』の頭をなでながら周りを見回すと、父上も母上も他のみんなも口を開けたまま腰を抜かしています。

「あはは・・!どうしよう?」
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