暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
2章 ライバル魔道師登場
わかりあえないきもちなのかな
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れたからか、
アリサは顔を真っ赤にする。
そんな自分を落ち着かせるべく、
アリサは咳払いをしながら綾に尋ねる。

「そ、それで、綾は何しに来たのよ?」

「えっと、少しだけアリサに言おうかなっと思ったのだけど
必用ない事と、友情に少しだけ感動したかな。
まぁ、でもなのははは辛い顔してたかな」

「そうだけど……でも、アンタも聞いていたと思うけど、
あんなに苦しそうに悩んでいるんだから
少しはあたし達に相談しなさいっての!
解決は出来ないかもしれないけれど
共有することによって
気がはれることもあるでしょ」

「私ならそんな言葉言ってくれたら嬉しいけど?」

「言えるわけないでしょうが!」

「まあまあ、アリサちゃん、落ち着いて。
綾ちゃんも心配しているから言ってるんだよ?」

「まぁ、アンタの言葉にも一理あるけど、
そこは先になのはが言うべきよ。
自分から悩んでいる事を話せば……」

「そりゃそうかもね
でも一人で悩むときもあるから
そんな時にそれとなく応援してあげたり
いってくれるのを待つのも親友じゃないかな」

「まぁそうね」

「そろそろ休憩時間も終わるから戻ろう」

「そうだね。戻ろう、アリサちゃん」

「そうね」

 
なのはは3人が帰ってきたのを確認して

「おかえり」

「うん。なのは、大丈夫?」

「あ、うん。大丈夫だよ……」

 明らかに大丈夫じゃない表情をするなのは。
相当気にしているようだ。無理もないけど。
するとアリサが意を決したかのように息を吸い込んだ。

「なのは」

「な、何?アリサちゃん」

「あんたが何悩んでるのかは知らないわ。でもね、私はいつまでも待つつもりよ。
いつかその悩みが晴れる時を」

「う、うん……」

「そのかわり解決したら教えなさいよ!」
そういってなのはから顔を外していっていた。

「ありがとう。アリサちゃん」

「その、さっきはゴメン」

「ううん。私の方こそ、ゴメンね?」

 お互いに謝る二人。この時ほんの少しでも二人の、いや三人の絆は深まっただろう。
友情はそうやって育まれるものなんだなぁと転生してから知った。。
この人生になって知ることが多くすごく充実している。
基本前世では友人なんて作らなかったし本当に一からやり直している気がする。

 綾は二人と別れた後、ジュエル・シードの探索も兼ねて街を歩いていた。
少しでもなのはの負担が減ればいいなぁと探索していた。
もうすっかり日が暮れてしまったか、そろそろ戻らないと心配を掛けてしまうかなと思った。
綾が視線を上げた先では、太陽は沈み始め、街灯がほんのりつき始めていた。
周囲にもサラリーマンがお
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