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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
208 マッチポンプ…?
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ニング効果≠ニ云うものがある。

アンダーマイニング効果≠ニは、アンダーマイニング現象≠ニも云われ、自発的に行っている行為に現物的もしくは金銭的な報酬を与えてしまったら、逆にその自発性を奪ってしまう効果の事で、ハーマイオニーがそのアンダーマイニング効果≠知っているかは定かではないが、ハーマイオニーもまた薄々判っていたのだろう。

……自身のしようとしている行動がしもべ妖精達の存在意義(レゾンデートル)を脅かしていることを…。

そして、ハーマイオニーの次の言葉も大体想像出来る。

「でもドビーは…」

「それは詭弁だよ、ハーマイオニー」

予想通りドビーの件を引き合いに出してきたハーマイオニーだが、俺はそんなハーマイオニーの反論を一言のもとに切り捨てる。

あくまでもドビーの件は特例≠竍異例≠フ類いでしかない。……とは云っても、俺のアンダーマイニング効果云々≠ノついても詭弁になるのかもしれないが、今は置いておく。

「じゃあ、ウィンキーの扱いは?」

「ウィンキーについては、あれはクラウチ氏の立場ゆえ≠ニしか言い様がない」

(ある)いはこう言ってはおしまいだが──運が悪かった≠ニも。

「賃金や休暇を貰ってないじゃないっ」

「前にも言ったと思うが、人間の価値観を──ってより、ハーマイオニーの価値観をしもべ妖精達に押し付けるのか?」

ハーマイオニーの言葉を反論してやる度、ハーマイオニーの顔が段階的に紅くなっていく。その様はまるでマグマ溜まりにマグマが溜まっていく火山の様で、誰が見るまでもなくハーマイオニーは憤慨していた。

そして、その紅さの度合いが最高潮に達したであろう瞬間…

「じゃあ私はどうすれば良かったのよっっっ!!!」

「屋敷しもべ妖精≠ニ云う一括りではなく、ウィンキーみたいなしもべ妖精の味方になればいいんじゃないか?」

「っ!」

(かね)てより某・プリンスが作成した盗聴防止呪文≠掛けていて正解だった。……もはや裂帛(れっぱく)とも取れる激昂から一転、ハーマイオニーは俺が言った事が全く予想出来てなかったようで、きょとんと、目を黒白させる。

「わ、私…」

「……多少は落ち着けたみたいだな」

俺の言葉を多少なりとも飲み込めたのか、狭窄(きょうさく)としていた視野がようやく回復してきたらしいハーマイオニー。

ハーマイオニーは俺とアニーに≪S・P・E・W≫──≪屋敷しもべ福祉振興委員会≫とやらに無理やり参加を募ってきて、主に俺がそんなハーマイオニーに諫言(かんげん)したのが一連の不和(?)の大まかな原因だった。

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場所を別荘≠ノ移して数
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