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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0051話『瑞雲教徒の集まり』
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頭がおかしくなりそうだよ)
(奇遇だな。私もだ)
《榛名もです…》

私達はどこか狂気の集会に紛れ込んでしまったのだろうと悟る。
そこに日向の『さて…』という言葉の後に、

『そろそろネズミには登場してもらおうか』
((《ッ!?》))

私と川内は共にやばいっ!?と即座に悟って撤退しようとしたが突然天井が開いて私と川内は部屋の中へと落下してしまい、瑞雲が装備できる艦娘達に囲まれてしまった。
それで川内とお互いに身を寄せ合って震えながら、

「…ど、どうなる?」
「そうだな。提督と川内に榛名よ、少し瑞雲について語るとしようか。なぁに、時間はいっぱいある」

その晩は瑞雲についてあれこれを叩き込まれてしまい気が狂いそうだった。
川内なんか最後には白目になって気絶していた。









…そして翌日になって大淀が執務室にやってきて、

「…提督? どうされました? どこかやつれていますよ?」
「気にするな。それより瑞雲はいいよな…」
「て、提督…?」

私は自然とそう呟いていたのだった…。
どこからともなく、

『まぁ、そうなるな』という日向の声が聞こえてきたような気がした…。



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