暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜稲妻の軍神〜
??14話 染岡の気持ち
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。廣川とは違う感じの安心感だった。1年があいつ呼んでくれってのも分かる。廣川は作戦や指揮を信じて動けば上手くいくって感じの安心感。だけど豪炎寺はいれば必ず点をとってくれるっていう安心感だ。廣川の時は作戦や指揮が上手くいった感じだったが……豪炎寺が点を決めた時、あれが俺だったらなってさ」
「そっか……」
「……豪炎寺には負けたくない。あんなシュート撃てるようになりたいんだ」
「染岡の必殺シュートか……」

染岡の言葉を聞いた廣川はそう呟いた。円堂は立ち上がり染岡に声を掛ける。

「よし! お前のシュート、完成させようぜ! そいつで尾刈斗中に勝つんだ!!」
「無理だよ。試合まであと何日あるだと思ってんだ……」
「だから頑張るんじゃないか!」

呆れる染岡に円堂は染岡の右肩に手を置きながら言った。それを聞いた染岡は自信なさそうに言う。

「……お、おい。口で言うのなんて簡単だけどさ……」
「俺もシュート技を持ってるんだぞ。染岡に出来ないわけがないぞ」

自信なさそうな染岡に、廣川は染岡の左肩に手を置きながら言った。それでも自信が無いようで渋る染岡。そんな染岡に円堂は背中を叩いて言い切る。

「豪炎寺になろうとするなよ。お前は染岡竜吾だ。お前は、お前のサッカーがあるだろ? もっと自分に自信を持てよ!!」
「俺のサッカーか……ふっ、よぉし! やってやろうじゃねぇか!! 俺のサッカー! 俺のシュート!!」
「その粋だ、染岡」

自信を持った染岡に廣川も立ち上がって言った。そしてまた特訓を始める……染岡の必殺シュートを完成させるために………
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