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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0030話『護衛棲姫との戦い』
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棲姫は眠っていたのだというけど、ならなんでこの重要な場所を任されたのか少し不思議に感じました。
でもその護衛棲姫の腕には新型の艦載機がまるで鳥のように乗っていて威圧感を一緒になって放っている。
そして提督の読み通りに随伴艦にも軽空母が何隻かいて千歳さんと千代田さんとの制空権の争いは過酷を極めているようでした。
長門さん達の決戦支援艦隊とか基地航空隊の攻撃で三分の一くらいは減らせたけどそれでも空母群はまだ健在だ。
そして同行戦になり、戦闘が開始され始める。

まず第一艦隊の皆さんが攻撃を始めていき、なんとか護衛棲姫以外は倒すことが出来た。
続いてあたし達の攻撃の番が回ってくる。
摩耶さんや鳥海さん、北上さん、綾波さんに雪風ちゃんが次々と攻撃していく。
それで本体を護衛している駆逐艦とかは殲滅できたのでそれで夜戦に突入できた。
あとはほぼ丸裸の状態の護衛棲姫だけを倒せば済む話なんだから決めます!
だけど私の雷撃はカスダメになってしまっていい所がなかったのは残念かも。
そしてやっぱりというか、当たり前というべきなのか北上さんが連撃を叩き込んで護衛棲姫を倒しちゃいました。
ううー…悔しい。

「阿武隈、あたしがやっぱり一番だねぇ」
「だからってあたしの前髪を一々弄らないでくださいよ〜! もうやだー!」

やっぱり北上さんは意地悪です。
そんな事を思いながらも、提督へと連絡を入れる。

「提督? 護衛棲姫をなんとか倒しました」
『そうか。これで私達の前段作戦は終了だ。
また護衛棲姫が沸いてくる前に帰投してくれ。それは他の艦隊の仕事になるんだから』

そうなんですよねー。この世界ではまるでコピーされてるのかと思うくらい同じ個体が何度も出てくる。
それを各自の鎮守府の戦力が順番に倒していく感じだ。
だからあたし達が倒した護衛棲姫もそのたくさんいる内の一人に過ぎないのだ。
こんなんだからこちらが戦術的勝利を収めてもそれは一時しのぎにしかならないんですよね。
この全作戦が終わるまでは何度も深海棲艦は戦いを挑んでくるから厄介です。
…本当に深海棲艦ってどこで建造されているのか謎だらけです。

あ、それとは話は変わるんですけどあたし達が前段作戦は終了しましたから大本営から報酬として新しい艦娘さん。
たしか春日丸さんが合流するという話なんですよね。
だから楽しみー。



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