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風魔の小次郎 風魔血風録
47部分:第五話 メッセージその五
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それで叩き起こしてくれ。いいな」
「ああ、わかった」
「何なら蹴っ飛ばしてくれ」
 林彪も何気に無茶を言う。
「それでいいからな」
「うむ」
 彼等の言葉に応えながら小次郎がいるというその部屋に向かう。一人で廊下に進むと殺意に満ちた顔になる。夜叉としての顔だった。
「一人。倒すか」
 彼の狙いはそれだった。
「一人倒して去る。それで行くべきだな」
 忍としての考えだった。長居しては麗羅が戻って来る。その前に仕事を果たすつもりだったのだ。
 それで小次郎の部屋に入った。見れば布団を蹴飛ばし膝までのジャージ姿で気持ちよさそうに寝ている。おまけに寝言まで言っていた。

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