暁 〜小説投稿サイト〜
摩訶不思議ではある
1話
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某、気づいたら変な所に居たんです。

普段周囲に散らばってるパソコンもスマホもゲームも漫画もない訳のわからない場所ですのす。

目の前には外が見える丸い窓、座ってるのは少し固いシート、周りは機械類だらけ。何かのコックピット?
けどコックピットのわりには操縦菅らしきモノが無いのですな。

此処はどこ?私は誰?いやはや、記憶は失ってないみたいなんですが、……とても、とても記憶が正常か物凄い疑わしいのですわな!今自分が正気なのか心配です( ; ゜Д゜)

本来の某は二十代後半のふくよか系オタク。その某の魅惑のふくよかなマイボディが縦横ギュッと縮んでるみたいなのです。もとい縮んだとかそんなレベルじゃ無いですな。完全に別のボディ。
見知らぬボディは何も身に付けてないベビーなんですわ。ベビーでオールヌードボディ(^q^)

裸で猿みたいな尻尾つきのベビー。どう考えても身体が別人?どういう事でせう?……うん?尻尾?いやさ尻尾。

ぴょこぴょこ。

お尻の付け根辺りからニョロリと生えた尻尾が自分の意思で動くんです。パシッと尻尾を掴みます。

「はぅ」

手で引っ張るとイヤンな声が出ました。尻尾に性感帯、もとい感覚が通ってるようです。マジな尻尾ですな!

これは作り物じゃ無さそうですわ。そう何処かの穴に入るみたいなディープな尻尾ではないですよ。
全裸のベビーにそんな変態アイテムを付けるとか、高度な変態プレイを想像したど変態は誰ですか!某です!

しつれいしました。m(__)m

付け物じゃない生なこの尻尾、猿っぽい尻尾、そしてコックピットらしき場所。オタクな某は一つ思い浮かぶ事がありますが、まさか……。

まさかとか思ってると、何処かのボタンを押したのか『ピッ』って音がすると前の窓部分が扉みたいに、オープンTHEドア、プシューって開きました。

折角開いたので取りあえず外に出てみる事にしましたわ。何事も少しでも情報を知ることが大事でしょうす。

問題は赤ん坊ボディで上手くいけるか?

シートの上で立ち上がります。

動く、動くぞ!この身体!赤ん坊なのに異様に動きやすいぞ!元の雑魚なボディより五倍は良く動く!と、少しガン○ムゴッコしたい程に動きやすいですww

空中大回転で軽快に外に出て目に写る風景は隕石が落ちた様な土むき出しの窪みの中?

窪みの中?  

後ろを振り向けば自分の入ってたモノの全体がスッキリ見えましたわ。自分の乗ってたモノは…。


知りたくなかった。見たくなかった。orz
 

oh、まさかと思ってた予想が当たってる可能性が高まりました。思わず現実から逃避したくなる白い球体の姿。白い球体に物凄い見覚えが有るですね。リアルには見たこと無いですけど。

知ってる
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