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Fate プリズマクロエ お兄ちゃん強奪計画
聖杯の中身2個分ぶち撒けたクロエ
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?聖杯戦争、続く七英雄による荒廃した地球の再生、その直後に起こった紛争、八英雄とその子女の争奪戦。異世界から来た魔装置、ルビー、サファイア争奪戦の開始のゴングが鳴った。

 クロエは冬木市に聖杯の中身二個分ぶちまけて大火災を起こし、大炎上し始めたのに満足しながら衛宮家に戻り、壊れてる桜の人形に話し掛けた。
「サクラ、別の世界からあなたの本物が召喚されるそうよ、お兄ちゃん、士郎さんが助け出してやるって張り切ってるわ」
 クロエの言葉など聞きもしない桜人形だったが、「先輩」「士郎さん」の話題にだけはガッツりと食いついた。
「せ、先輩が、が……」
 ヤンデレの病みきった目で180度首だけ振り向き、恐ろしい表情でクロエを見た桜人形だったが、クロエはそれを恐れもせず、獲物がフィーッシュ!(針に食いついた)したのでニヤリと笑った。
「そうよ、あなたが中古だったのが嫌だったのかしら? わたしの世界の桜は、まだお兄ちゃんも雁夜叔父さんも手だししてないから新品だそうよ」
「カッ、カリヤッ! ヤッ」
 zeroの世界線でも、桜に乱暴して傷物にした大人と言うのはやっぱり雁夜で、「子供のころの葵さんそっくりだ〜〜、葵さんラビュー、桜ちゃん萌え〜〜、クンカクンカ、ペロペロ」をヤってしまい、虫まみれのょぅじょにクンカクンカできる変態は一人だけで、名目上の父でも当主でも慎二でも無かった。
 fate/zero開始時、犠牲になりそうな姪のために、自らの命を投げうってまで救い出そうとして人気が出た優しいオジサン、ではなく、10歳にもならないょぅじょをイタズラしてしまったクズで、当然の報いを受けて桜にも汚い物を見る目で見下げ果てられて虫のエサになったカスである。
「今度、間桐を襲撃して桜を助けるそうなの、もちろんあなたも行くでしょ、ウフフフフフフ」
 壊れた桜ちゃん人形もガタガタと震えだし、自分を生前虫まみれにした当主や、雁夜がまだ生きている世界線で報復ができると聞いて、発狂した。
「イーーーヒッヒッヒッヒッ! ヒッ」
 クロエは「さくらちゃんの好きと、わたくしの好きとは意味が違うのですわ〜〜」と思いながら、ニヤリと笑った。

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