暁 〜小説投稿サイト〜
ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第七十八話 アンネローゼ様を救い出します。
[2/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
と決着を付けねばならなかった。二人ともそれぞれ無言のうちにそう思っていたのだった。






 自由惑星同盟がイゼルローン要塞級の移動要塞を完成させたという報告は直ちに帝国軍の情報部が知るところとなった。むろんその狙いは明らかにイゼルローン要塞だろうという予測は首脳陣の一致するところとなった。ただし、ラインハルトはその数手先までを見越していたのだったが。
既に帝国軍の中からベレゴール・フォン・シュッツラー大将率いる15000隻の艦艇が先発してゼークト大将と交代していたが、それだけでは不足だった。ミュッケンベルガー元帥はただちにイゼルローン要塞に対して緊急増援を行うことを閣議で申請。これは直ちに決議され、ラインハルトは麾下の艦隊からフィオーナ・フォン・エリーセル大将、ティアナ・フォン・ローメルド中将、オスカー・フォン・ロイエンタール大将、ヴォルグガング・ミッターマイヤー大将の艦隊をイゼルローン要塞の増援艦隊として向かわせることを決定した。
 増援艦隊というが実質的には交代である。ラインハルトはにわかな危険地帯と化した最前線に麾下を赴かせる代わりにフィオーナをイゼルローン要塞の要塞司令官兼駐留艦隊総司令官に抜擢させ、その了承を得たのだった。もっともこれは一時的なものであり、いずれはロイエンタール大将がイゼルローン方面総司令官としてその地位を継承することとなっていた。
 同時にラインハルトはフェザーン回廊周辺にも部隊を展開することを提案したが、これは却下された。フェザーン回廊から逆侵攻してくることなどあり得ないというのだ。ラインハルトは舌打ちを禁じ得ない思いだったが、軍の決定には逆らえない。やむなく麾下の艦隊にいつでも出撃できる体制を整えさせることで妥協した。

 これと並行して、唐突にある決定が下されている。地球に対しての攻略の決議だった。というのは、前回のフェザーンでの捕虜交換の妨害と言い、例の講和条約の締結に対しての妨害と言い、悉く地球教徒の仕業だという事態が判明したのである。その情報を垂れ流したのが誰か、ここに書くまでもないだろう。ラインハルト側転生者陣営はこの機に一気にベーネミュンデ侯爵夫人陣営と地球教徒を叩き潰すつもりだったのである。ただし、いずれイゼルローン要塞に救援に向かうフィオーナとティアナはこのことを知らなかった。

 地球討伐の任務は交替でイゼルローン要塞から引き下がってきたハンス・ディートリッヒ・フォン・ゼークト大将が麾下15000隻の艦艇をもって行うこととなったのである。

 勅令は迅速に発令され、それに対する対応も迅速を極めた。

 帝都ではゴールデンバウム朝の名のもと帝国領内における地球教徒の布教活動一切を禁止する令が発布され、同時に憲兵隊や治安維持部隊が、社会秩序維持局の協力の下、帝都にある十数
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ