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謎の女性:「もはや警察もシルフには
手を出せん。いくら不審な動きを見せても
表沙汰で法に触る事は何1つしてないからね。
、、まぁ、仮に何かしたとしても、
幅広くポケモンを手にしたシルフには到底
敵いやしない。だから
あんたや私が動くしかないのさ、、。」
サトシ:「、、、」
謎の女性:「シルフはこの世界を
変えようとしている。私も別に今の世界が
好きな訳じゃないが、一般の人に
影響を与える事は避けたいからね」
今の現状を突きつけられた
サトシは、言葉も出なかった。
謎の女性:「、、そうそう。
私があんたの前に現れた理由、、。それは
シルフに寝返るずっと前に、シンジが
あんたの話をしてたからさ」
サトシ:「、、、シンジが俺の話を?」
謎の女性:「そう。
、、、かつて、最強を目指し旅をした時、
生き方も価値観も正反対のトレーナーがいた。
最初はそのトレーナーを理解出来ず、
決して相手にする事は無かった、、」
サトシ:「、、、」
謎の女性:「だが、道行く中で会うに連れ、
そのトレーナーは自分とは違う何かを
生み出していった、、、」
サトシ:「、、、」
〈回想〉
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シンジ:「そう思ってからだ。、、俺が
奴を意識し始めたのは、、」
謎の女性:「へぇ、、。あんたと正反対の
トレーナーねぇ」
シンジ:「ポケモンは強さがあってこそ、
初めてそこに価値が生まれる。
俺はそう思っていた。、、だが、
信頼だの絆だのと温い考えで俺の前に立つ
あいつは、双方のどちらが正しいのかを
決める最後のバトルで、”俺に出来なかった事”を
やってみせた」
謎の女性:「ほう、、」
シンジ:「奴のやり方を決して
認める事の無かった俺が、人生で初めて認めた
好敵手、、。バトルで負けた時、
奴はポケモンだけでなく俺自身にも
影響を与えた、、。あの日以来、
結局一度も会う事も無く幾年も時が過ぎたが、
近い内、奴は必ず俺の前に現れる」
謎の女性:「なるほど、、、だから、
あんたはここ(カントー)に来たって訳かい。
そのトレーナーも自分と同じように
消えたポケモンを捜索していると踏み、
あわよくば協力して世界を戻そうと、、」
シンジ:「、、、ふんっ。協力する気は無いが、
俺が最強を手にする為には、先ずこの
腐った世界を元に直す必要があるからな。
、、、次にバトルした時は、必ず俺が勝つ」
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