第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change4:修行の成果とそれぞれの覚悟〜Still it does not reach〜
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力の塊を作り、それを拳で撃つかのように米粒サイズの魔力の塊を殴った、するとその塊は何十倍にも増大し俺に向かって飛んでくる。
『ま、不味いッ……!』
―――バゴォォォォォンッ!!!!
俺は予想だにしない攻撃に集中力を一瞬切らしてしまい。数秒回避行動が遅れ右肩の装甲に触れ一部が消し飛んだ。過ぎ去ったイッセーの魔力が後方にあった山の頂上に当たり山の一角が消し飛ぶようになくなっていた。
これは、すさまじい威力だな。しかも攻撃を掠っただけで方の装甲の端がえぐられたように消し飛んでいる。現代の兵器で例えると差し詰め小規模の核ミサイルだな。さすが神器であり神滅具の赤龍帝の篭手といったところだな。
「イッセー、シン。今の攻撃は上級悪魔に匹敵するわ。イッセーあなたは今回のゲームでの攻撃の要よ。鍛えてくれたシン、私たちそして自分自身を信じて戦いに望んで頂戴!そしてみんな明日のライザーとのゲーム必ず勝つわよ!!」
「はい、部長!!!」
みんな明日に向けての心の準備はできているようだな。だが――――――
俺はみんなの成長の喜びと、予想しえる結果に焦燥を抱きながら、イッセーたちを見守った。
「ここなら、一杯やっても問題ないな」
俺は皆が寝静まったのを見計らい別荘の屋根に上りウィスキー持ってきたグラスに注いで飲んでいた。まあ、以前から酒は飲んでいたんだが、俺の現在の肩書きだと飲酒すれば少々ややこしくなるためこういった機会がないと飲めないからだ。
「イッセーたちには期待させるようなことを言ってしまったが・・・」
正直みんな以前よりも成長している。だが今のみんなの実力だとあの不死の特性を持っているライザーには勝てない。それにあっちはゲームに関してはベテランだ、たかが十日修行したところでその差は埋まるものじゃない。はっきりいってこのゲームリアス部長たちが負ける確立が高い。
俺は今後の焦燥をかき消すかのように注いでたウィスキーを飲み干す。
「マスター、私にも一杯頂戴」
俺がウィスキーを飲み干すのと同時にいつの間にかパジャマ姿のテュールが横に座っていた。
「お前年齢は?」
「私こう見えても二十歳超えているのよ?もしかしてまだ未成年だと思った?」
まあ、見た目的にまだ十八歳に見えるからな。
俺はもうひとつ持ってきたグラスにウィスキーを注ぎテュール渡す。
「ゴク…うぅ〜ッ!!マスターって意外と度数高いの飲むんだね」
「まあな、もともと酒は飲まなかったんだが、昔ともに戦った仲間に勧めれられてな。今じゃウィスキーやいろいろな酒好きの酒飲みになってしまった」
「いいんじゃないの?お酒を飲むマスターなんだか渋く
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