第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change3:一幕の休息と改元のバルバトス〜Unforgettable appearance〜
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修行開始から数日がたった。今は修行終わりの食事をしている。ちなみに料理はほかのみんなが修業で疲労しているため、俺が毎日担当することになっている。
「うぉぉぉぉぉ!!うめえ!!」
「でしょ!マスターの料理は絶品だよ!」
「すごくおいしいです!」
「シン君にこんな特技がありましたのね」
「シンの料理まさしく至高の一品ね。でも女性として何か負けた気がするわ」
「おいしいです」
みんな喜んでいるようだ。ちなみに食材はほとんど山にいる野生の動植物を使用している。メニューは猪のステーキ、山菜と川魚のカルパッチョ、川魚の粗で出汁をとった味噌汁そして鹿肉のロースト・岩塩を添えて、の計四品となっている。
「シンはこのプロ顔まけの料理技術をどこで習ったのかしら?」
「まあ、いつも一人暮らしでしたし、昔の俺が数少ない趣味のひとつでしたから。いつの間にかいろんな料理をできるようになりました」
まあ、実際は仕事の都合上料理を覚えなければならなかったのは言えないが。
「シンさん今度私に料理を教えてくれませんか?」
「あ、ああ」
「なら私もマスターに今度教えてもらおう!」
どうやら戦闘以外でも教えることがひとつ増えたみたいだな。
こうして食事はにぎやかに進んだ。
食事が終わり今はみんなでミーティングをすることになった。どうやら意見を交換し合うことで今後の修行に大きく役立てるためみたいだ。
「まずイッセー、アーシア今日あなた二人が修行して思ったことを言って頂戴」
「・・・俺が一番弱いと思いました」
「私は、皆さんの戦いに関する技術がすごいと思いました」
まあ、イッセーの意見はもっともだな自覚している分いいことだ。
「そうね、確かに今の状況じゃイッセーが一番弱いわね。朱乃、祐斗、小猫はゲームの経験がなくても実践経験が豊富だから、感じを掴めば戦えるでしょう。シンはゲームには参加しないけれども、もしゲームに出ることになっても、私たちより戦いなれているから大丈夫でしょうね。でもイッセーには赤龍帝の籠手、アーシアには聖母の微笑みがあるから敵は必ずあなたたちを狙ってくるから、シンとテュールさんに教えてもらうといいわ」
確かに強敵と出くわしたら逃走も戦術の一つだ。特に戦闘慣れしていないイッセーとアーシアは今後、強敵だらけになるからな。
「まあ、この件は後々相談してもらうとして、私もだけど朱乃、祐斗、小猫、イッセー、アーシアあなたたちはシンと戦ってみてどうだった?」
まあ、俺としては感想は知りたいものだな。
「はい、正直勝てる見込みがありません。僕はシン君が使っていたナイフよりもリーチが長い木刀を使っていたのにもかかわらず、僕の剣戟をあっさり流さ
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