暁 〜小説投稿サイト〜
IS〜夢を追い求める者〜
第2章:異分子の排除
第39話「臨海学校」
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かりと記憶する。
 そして、実際に歩く際に足から伝わる感覚と覚えた地形を照らし合わせる。
 そうすれば、今どの辺りを歩いているかわかるのだ。(超理論)

 ...とまぁ、そんなのは常人には不可能で、もちろんそれを伝えれば...。

「やっぱ人外ですね。桜さん。」

「あっはっは。」

 呆れられる...と。
 最近じゃ、驚いてくれなくなったよなぁ...。

「秋十君もあまり驚かなくなったよなぁ...。」

「桜さんが常人の範疇に収まったら驚きますよ。」

「なら無理だな。」

「なぜそこで諦めるんですか...。」

 俺が常人の範疇に収まると思うか?

「...ところで箒ちゃんを見ないが...。」

「あ...そういえば...。」

 ...皆楽しんでいて忘れていたな?
 まぁ、箒ちゃんはこういう賑やかなのは苦手としているからな...。

「ま、人気のない所にでもいるだろう。」

「そうですね。」

 案外、明日誕生日だから束が来ると分かって悩んでいるかもな。








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