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リリなのinボクらの太陽サーガ
ピースウォーカー・前
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新暦67年9月24日、15時50分

気持ちを整え、ジャンゴ達はポー子爵の待ち受ける部屋へと足を踏み入れる。そこは暗闇に包まれた巨大な兵器格納庫で、以前マキナがスカルフェイス相手に大立ち回りをした通路が頭上に見える空間であった。

「死の舞踏会へようこそ。歓迎しよう、盛大に」

「アナタ達が喜ぶと思って、とっておきのプレゼントも用意しておいたわ……」

部屋の中央で小型の機械らしきものに寄りかかりながら、ポー子爵は待ち構えていた。エドガーが指を鳴らすと部屋の照明が一斉に点き、ヴァージニアの言う“プレゼント”の正体が判明する。

「こ、こいつは……もしかして!」

「やれやれ、まさかそう来るとはね……!」

それを目の当たりにして、思わずジャンゴとマキナが一歩引いて全身から冷たい汗を流す。目の前に現れたのは巨大な二足歩行兵器で、どこか恐竜を彷彿とさせる頭部に岩を抉れる威力の機銃が複数、右肩部にサルベージしたメタルギアZEEKのレールガン、左肩部には球体型レーダー、股間部に火炎放射器、右腕部にパイルバンカーと異様な雰囲気が漂う蛇腹剣を握り、腰部には投擲用グレネード弾、脚部にミサイル発射口のカバーが複数と、バックパックにも同様の機構が多く存在していた。

この場にいる者は全員、一目見て理解した。この機体こそがメタルギア・サヘラントロプスだと。なお、彼らは知らないが、この機体は多少の違いこそあれど、過去に存在したオリジナルのサヘラントロプスとほぼ同じ装備をしていた。

「キミ達が探していた核弾頭はこの機体に搭載されている。弾道計算プログラムもそこの彼女の母親(プレシア)が協力してくれたおかげで完成した……」

「後はここから核を発射するだけで、次元世界は報復の連鎖に飲まれるわ……」

ポー子爵がフェイトの逆鱗を逆撫でしながら、もはや一刻の猶予もない事を教える。怒りに任せて言い返そうとしたが、突然部屋の床面積のほとんどを占めるリフトが上昇を開始……ジャンゴ達やポー子爵、サヘラントロプス共々地上へ向かい始めた。

―――ギャィィィアアアアアアッッッッ!!!!!

しかも同時にサヘラントロプスも起動……金属の摩擦する音がまるで恐竜の雄叫びのように轟く。

「このリフトが地上に達し、サヘラントロプスがカウントダウンを終えたその時、核の炎がこの世界を焼き尽くす……」

「それまでの間にワタシ達を倒し、サヘラントロプスを止められるかしら……?」

「……止めて見せるよ。皆が必死に抗ったからこそ、僕達はここまで来れたんだ。その結果が世界の終わりじゃあ……割に合わないだろう!」

「うん! 私を信じてくれた人たちのためにも……この戦い、決して負けられない!」

「私だって、世の中がスカルフェイスの思い通りにな
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