暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
決着!雷門VSジェミニストーム!
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た1人で上がっていくと、またしてもDFに囲まれてしまった。

「チッ……!ふん、お手並み拝見だな」

アツヤくんはそう言うと染岡くんにパスを出した。

「染岡ぁぁ!決めてみろよ!」

アツヤくんはそう染岡くんに言うと、染岡くんはボールを受け取りゴールに向かい駆ける。

「喰らえ……!!」

染岡くんはシュートの体勢を取ると、ボールを両足で踏みつけた後、
後ろに飛び跳ねバウンドで上がったボールに蹴りを放った。

染岡くんが放ったシュートからはいつものドラゴンではなく翼竜らしきものが現れた。
まさにあれは伝説の生き物ワイバーンだ。

「うおおおおおっっ!!ワイバーンクラッシュ!!」

ギュオオオオオオオオオオオン!!

ワイバーンが雄叫びを上げながらゴルレオに襲い掛かる。

「ぐおおおおおおおおっ!!!」

ゴルレオは止める動作に入る前に染岡くんの新技ワイバーンクラッシュによりゴールに吹き飛ばされた。

ピーーーーーーーー!!

アツヤくんは決まってしまったゴールを見つめている。

そんなアツヤくんに染岡くんが近寄る。

「ゴール、決めたぜ!?大人しく俺にもパスを回しやがれ!!」

そう染岡くんは言いながらアツヤくんの首に手を回す。

「まさか決めるとは思わなかったぜ…。少しは使えるじゃねえか」

「相変わらず減らず口だな、てめえ……!」

そんなことを言い合っている2人だが、2人とも顔が晴れやかだ。

そして、

ピ、ピ、ピーーーーーーー!

「勝ったのか俺ら………?」

円堂くんの口から言葉が漏れ出す。
そして実感が湧いてきたのか円堂くんは大声で叫んだ。

「勝ったぞぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

円堂くんの叫びにみんな実感が湧いて来て、みんなで喜んだ。

この後、その喜びが絶望に変わる事も知らず。
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