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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第六十六話 宇宙艦隊副司令長官を代行することになりました!!
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帝国歴486年10月21日――。

 カストロプ星系序盤戦は続いているが、勝利の女神はラインハルトたちに微笑みを向けつつあった。

ルッツ艦隊をビッテンフェルト艦隊の支援として投入したラインハルト・キルヒアイスの読みは正しかった。ルッツは的確かつ効果的な砲撃をもってビッテンフェルト艦隊を支援し、彼が縦横無尽に暴れられるだけのステージを用立てたのである。
さらに用意が整い布陣が完了したロイエンタール、ミッターマイヤー両艦隊からの砲撃が敵軍から見て後方8時方向から連続してもたらされると、敵軍は大いに慌て、大混乱に陥った。
「今だ!!全艦隊、全力を挙げて攻撃せよ!!」
ラインハルトはすかさず全軍に指令を下した。メルカッツ提督の中央艦隊は副司令官であるウェリントン伯爵が指揮を執っているが、彼もまたラインハルトの指令を良くこなし、懸命に奮戦していた。総司令官が欠ける部隊はかえって周りの足を引っ張りがちなものであるが、この青年伯爵の奮戦でメルカッツ提督の本隊は他の艦隊に負けない働きをすることができたのである。
「ミュラー、メックリンガー!!」
ラインハルトはこの時とばかりに温存していた2部隊を呼び出した。
「銀河基準面下方60度敵軍相対方向9時からまっすぐに突撃せよ!!敵を貫け!!」
『御意!』
ミュラー、メックリンガーはうなずき、若き司令官の命令を忠実にかつ効果的に実行したのである。これに呼応して敵軍の右翼を攻めたてていたイルーナ艦隊が敵との距離を詰め、その火力を倍加させた。このあたりの呼吸はさすがは幼少から一緒にいただけあって双方ともによく理解している。
「α7127地点に向けて、主砲、斉射!!」
イルーナの号令一下放たれた主砲は敵軍の艦列を正確に打ち抜き、火線上にいた敵艦隊を一瞬で鉄くずに、あるいは原子の塵に変えてしまったのである。顎に拳を当てて戦局をにらんでいた彼女は艦隊を半円陣形にして敵の右翼を包囲する体制に作り替えるように指令した。正面からはメルカッツ提督が、敵の左翼にはラインハルト艦隊がかみついている。ここで一気に突撃してもいいのだが、敵に死闘をせしめることになるため、絶えず半包囲体制の下にあって敵を圧迫し、崩壊速度を速める方法を選択したのである。麾下のフィオーナもティアナもそれぞれの部署にあって確実に敵を仕留め続ける方法で敵を掃討していった。ティアナはメルカッツ提督の中央本隊に近い位置で敵に対して苛烈な攻撃を行い、まだんなく反復突撃を行って敵軍の崩壊を誘い、フィオーナはイルーナ艦隊の最左翼に位置して包囲網の一環を構築し、敵に心理的圧迫を送り続けるやり方で確実にその数を減らしていく。

 ブリュッヘル伯爵艦隊がそれでも崩壊しなかったのは、伯爵自身の器量によるものか、部下たちの手腕が良かったのか、それはラインハルトたちにはわか
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