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ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
帰郷-リターンマイカントゥリー-part5/すれ違いの親子
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ルイズがサイトとハルナの二人と共に実家に連れ戻されたことは、あの後すぐにアンリエッタの元に通達された。しかし、ちょうど公務と政務、そして今後の怪獣災害対策等の会議にアンリエッタが追われていたこともあり、ルイズたちがちょうど実家に到着した時刻に、ようやくアンリエッタのもとに話が通ったのだった。
「では、ルイズは姉上であるエレオノールさんによって、ヴァリエール公爵家に連れ戻されたのですね?」
「は、はい…そうです」
執務室にて、女王に対して言い辛そうに、ギーシュが頷いた。
「申し訳ありません、陛下。私が目の前にいながら、彼女の姉上殿を止められませんでした」
跪いているアニエスはアンリエッタに謝罪を入れるが、彼女は首を横に振った。
「いえ、いいのです。アニエス、謝ることはありません。事実、公爵家の方々が連れ戻しにかかるのも無理はないでしょう。私はルイズのご両親に何も言わずに、ルイズの力を借りようとしているのですから」
「ルイズの力を…?どういうことだよ、ギーシュ」
マリコルヌは、『ルイズの力』について妙に意味深な言い方をするアンリエッタに疑問を抱き、
「いや、そんなの僕に聞かれても…」
「あなた、アルビオンへの旅路でもルイズやサイトと一緒だったんでしょ?何か知ってるんじゃないの」
モンモランシーからも詰め寄られたが、ギーシュは知るきっかけなどなかったから、彼女がまさか伝説の系統に目覚めていることを知らなくて当然だった。
ルイズが虚無に目覚めたことなど知らない彼らからすれば、今でもルイズは陛下からの信頼を得てはいるものの、魔法はいまだに『ゼロ』のまま。にもかかわらず女王に頼られているという不思議に疑問を抱くのも無理はなかった。
「あの、お言葉ですが陛下。お尋ねしたいことがあります」
その疑問を、レイナールがアンリエッタに向けて投げかけてきた。
「なんでしょう」
「ルイズの魔法の力がないことは、陛下もすでに彼女から聞いているはずです。使い魔のサイトはともかく、彼女をこのUFZに加入するには、少々問題があるのでは…?」
少し目を閉じると、レイナールからの質問にアンリエッタはこう答えた。
「…ルイズの力のことについては、たとえ女王であろうと私個人の口から気安く口にすべきことではありません。ルイズが話してもいいと考えるまで、彼女のそれについて触れることはなりません」
「わかりました、陛下がそこまでおっしゃるからには、何か深い事情があるという…ことですね」
相手は女王、彼女よりも遥かに下の身である自分があまりとやかく言う立場ではない。
「それよりも、陛下。連れ戻されたルイズを、もう一度こちらに呼び戻す必要があると思います。どうなさるおつもりですか?
先ほどの時刻、既に公爵殿も会議終了の後、領地に戻られてだいぶ時間が経過したそうですが
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